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外来種対策、どうすればいい?
ヒアリやセイタカアワダチソウなどの外来種は、生物多様性を脅かす要因のひとつであるため、自然への影響の観点からは存在しない方がよいと考えられています。健康や農業に害を及ぼす、在来種の捕食や生息環境を奪う、森林の樹木を枯らすなど、外来種による悪い影響は多岐にわたります。
一方で、食料、養蜂、鑑賞のためなど、人の利益のために導入された外来種も数多く存在します。人間にとって都合のよい面がある外来種の場合は、対策の際に関係者の利益が対立することもあります。
限られた対策費用を有効利用するためには、被害が大きいと見込まれる種に対策を集中するだけでなく、外来種による利益と損失をしっかりと評価する必要があります。
Photograph by Makihiko Ikegami/NIES
2024/06/25
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外来種の影響評価
2024/06/25

生物多様性