#環境と社会
市民目線での気候変動対策-気候市民会議とは?
気候市民会議とは、無作為に抽出された市民が全6回程度の会合に参加し、科学的知見を得て、対話と熟慮と投票を繰り返し、気候変動対策をまとめ、提言するというものです。
特定の業界や利害関係者の強い影響を受けにくく、多様な市民に共通する意見を反映した、広く受け入れられつつ効果の大きな気候変動対策を提示することができます。 2019年から2020年にフランスやイギリスで100人を超える市民を集めて実施され、その後、日本を含む世界各地の国や地方自治体で実施されています。フランスやイギリスで出された提言は大きな注目を集め、2030年から2035年までにガソリン・ディーゼル車の新車販売を禁止するなど、政策にも影響を与えました。
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2024/03/25
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気候市民会議により持続可能な地域社会への道筋を示す
2024/03/25