大熊町の脱炭素イベントに出展|3Dふくしまと漫画でゼロカーボンの取り組みを紹介[—ゼロカーボンフェスティバル×OKUMA ODYSSEY 2025 出展レポート—]サムネイル
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大熊町の脱炭素イベントに出展|3Dふくしまと漫画でゼロカーボンの取り組みを紹介[—ゼロカーボンフェスティバル×OKUMA ODYSSEY 2025 出展レポート—]

2025年3月15日、福島県大熊町で「ゼロカーボンフェスティバル」が開催され、福島地域協働研究拠点(以下、福島拠点)がブース出展しました。

このイベントは、音楽・アート・食を取り入れた大熊町復興交流イベント「OKUMA ODYSSEY(オオクマ・オデッセイ)」と同時開催されました。
エネルギー関連企業が多数出展し、大熊町のゼロカーボンの取り組みを見て知って感じられる1日となりました。

この日は大野駅西口エリアのグランドオープンとも重なり、会場となった大熊インキュベーションセンターには、町内外から多くの方が訪れ、にぎやかな雰囲気に包まれました。

会場入り口

過去の開催の様子はこちら
ゼロカーボンの理解共感へ。大熊町で取り組みを発信[ゼロカーボンフェスティバル2023 in おおくま出展レポート]

福島拠点のブースは“ゼロカーボンってなに?”をやさしく紹介

福島拠点のブースでは、例年に続き、脱炭素社会に向けた取り組みを「楽しく・わかりやすく」紹介する展示を行いました。

「3Dふくしま」映像上映

立体白地図に映し出されたのは、福島県内の自然環境の変化や再生可能エネルギーの拡がりなどを立体的に伝える「3Dふくしま」。
環境の今がひと目でわかると、親子連れが多く見られました。

子どもたちに解説する五味室長
子どもたちに解説する五味室長。研究者とコミュニケーションできる点も、「3Dふくしま」の大きな特徴です

脱炭素をテーマにしたオリジナル漫画

ブースでは脱炭素をテーマにした漫画のパネルを展示。
大熊町をモデルとした舞台で、役場職員である主人公が「ゼロカーボンビジョン」を地域でつくり実現に向けて事業を推進するストーリーを通して、ゼロカーボンについて学べる内容です。
あわせて配布された漫画冊子は持ち帰って読めることもあり、在庫がなくなるほどの人気ぶりでした。

漫画パネルに加えて、広報誌『FRECC+エッセンス』も掲示しました

地域のマスコットたちが盛り上げ役に!

ブース周辺では、福島拠点のキャラクター「ふれっく」と、大熊町の人気マスコット「まあちゃん」が登場。
手を振ったり、記念撮影に応じたりと、大人気。マスコットをきっかけに、ブースに注目する方も多く、親しみやすい空気が会場全体に広がっていました。

ふれっくとまあちゃんのツーショット
福島拠点のキャラクター「ふれっく」(左)と大熊町のマスコットキャラクター「まあちゃん」(右)のコラボ

取り組みを伝える、つながる場として

今回のフェスティバルは、地域内外の方が、大熊町のゼロカーボンの取り組みに触れられるきっかけとなりました。
展示やコンテンツを通じて、「ゼロカーボン」に意識を向けてくれた人も、きっと多かったのではないでしょうか。
今後もこのような場を通じて、研究所の取り組みを地域の方に発信し、来場者とのコミュニケーションを積み重ねていきます。

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概要

イベント名
ゼロカーボンフェスティバル
開催日時
2025年3月15日(土)10時~16時
会場
大熊インキュベーションセンター
主催
大熊町