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2025.03.10
S-23アドバイザリーボード会合が開催されました

環境研究総合推進費 戦略的研究開発課題 沿岸環境・生態系の統合的管理のためのデジタルツインプラットフォームの構築(S-23)のアドバイザリーボード会合が、2025年3月10日(月)に大阪・難波御堂筋ホールにて開催されました。
会合の概要
この会合はS-23メンバーとアドバイザーが会場とオンラインにて集まり、各リーダーから令和6年度の活動を報告ののちアドバイザーやメンバーから質疑応答や意見交換が行われました。テーマ1は4つ、テーマ2〜4は3つのサブテーマがあり、各テーマで70〜90分の発表・質疑応答があり、それぞれ幅広い活動が紹介されました。
阪南視察会
アドバイザリーボード会合の翌日の2025年3月11日(火)には、大阪湾にあるS-23のメインフィールド、阪南市の海岸を視察しました。S-23オブザーバーの岩井克巳氏による案内のもと、男里川(おのさとがわ)河口サイトと、波有手(ぼうで)サイトの2箇所を視察しました。


ちょうどこの日の干潮時刻に近い時間帯にまず男里川河口で視察を開始すると、研究者の血が騒ぐのでしょうか、干潟にいる生き物たちに釘付け。まだ春には程遠い、10度前後の寒空の下、予定の時刻を過ぎてもなかなか戻ってきません。それどころか持参していた装備に着替えてなにかを入手したメンバーまで現れました。前日の会合で見かけた表情とは違って、キラキラと輝いていました。



地物のランチを堪能したあと、午後は波有手サイトを視察しました。潮が満ちてきたこともあり、このときはあまり多くの生き物には出会えませんでしたが、現地に足を運んでみることでそれぞれ得るものがあったことと思います。

各テーマでの調査・研究が、この先どのように結実していくのか。次年度からの活動も紹介を続けてまいります。