夏の大公開2017開催報告 社会センター編(後編)

『未来の社会を大研究〜くらしのエコを学ぼう〜』
2017.8.21

国立環境研究所では7月22日(土)に、夏の大公開2017を開催しました。前編(リンク)に引き続き、当日の様子を報告します。

エネルギー消費を「見える化」して省エネの効果を確かめよう!

普段、ご家庭でエコな家電の使い方を考えたことはありますか?今回は、ご家庭に1台はあるような家電の電力消費をモニタリング(観測)しながら、エコな使い方を一緒に考えていただきました。

写真11:主に大人の方が関心を持ってくださいました。
写真12:家電の電力消費の様子を実際にその場でモニタリングした結果を見ることができます。

アニメで体験!未来のくらし

「未来のくらし」と聞いて、どのようなくらしを思い浮かべますか?ここでは、研究者が考えた未来のくらしをアニメーションで紹介しました。たくさんの小学生にも見てもらいましたが、その子たちが大人になった頃どんな未来になっているのか、少しでも想像してみるきっかけになったでしょうか。
同時に、2050年の都市の様子についてのポスター発表も行いました。

写真13:未来のくらしのアニメを見ています。まちのつくりから、家庭や交通など様々な要素について紹介しています。
写真14:ポスター発表の様子。2050年、この子達は大人になっていますが、どのような社会になっているのでしょうか。

うちエコ診断(茨城県地球温暖化防止活動推進センター)

「うちエコ診断」についてご存知でしょうか?今年は初めての試みとして、茨城県内からご来場いただいた方を対象にうちエコ診断を実施しました。うちエコ診断では、各家庭の環境負荷に関する情報から現状がどれくらいエコかを診断し、より環境にやさしい生活にするための対策について相談することができます。
今回は茨城県内の方が対象でしたが、全国的に実施している取り組みなので、ご関心のある方は下のリンクから詳細についてご覧ください。

参考:
家庭エコ診断制度(環境省)へのリンク https://www.uchieco-shindan.jp/jushin/about.php
写真15:うちエコ診断実施中。各家庭の情報からどれくらいエコかを診断し、今後のためのアドバイスももらえます。

エコの花を咲かせましょう~ECOアクションツリー~

普段、環境のために取り組んでいる「エコアクション」はありますか?このエコアクションツリーの企画では、毎年たくさんのエコアクションが集まります。今年はなんと、計724個のエコアクションを書いていただきました。(去年は491個でした。)

実際書いてもらったエコアクションの一部
・エアコンをじょうずにつかう
・フードロスをへらそう
・つめかえしょうひんをつかう

今回エコアクションを書いていただいた方には、去年集まったエコアクションから選んだメッセージを書いた鉛筆をプレゼントしました。来年も、今年のエコアクションから選んでプレゼントになるかもしれません。乞うご期待です!

写真16:好きなシールに自分のエコアクションを書いてもらいました。
写真17:エコアクションをびっしり書いてくれています!
写真18:たくさんのエコアクションが集まりました。

その他の企画への参加

社会センター内の企画のみならず、地球環境研究センター主催のパネルディスカッションや、社会対話・協働推進オフィス主催の環境サイエンスカフェにも社会センターのメンバーが参加しました。

最後に

今年ご来場いただいた人数は5400人を超え、過去最多となりました。たくさんの方にご来場いただき、スタッフ一同大変嬉しく思います。来年もまた楽しい企画ができるよう、準備を重ねていきます。来年も是非お越しください!

夏の大公開2017開催報告 社会センター編(前編)へのリンク http://www.nies.go.jp/social/oc2017report01.html

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