6月2~3日に、代々木公園で行われた「エコライフ・フェア2018」に国立環境研究所として出展し、社会環境システム研究センターも参加しました。
当日は天気にも恵まれ、2日間で800人を超える方々に国環研ブースにお越しいただきました。

人と地球にやさしい生活って、なんだろう?
今回の展示のタイトルは「人と地球にやさしい生活って、なんだろう?」
気候変動の影響と対策について紹介し、私たちの生活に関わる問題に気づき、行動してもらいたいと思って用意した展示です。
(画像をクリックすると拡大します)



*1)緩和策:気候変動がこれ以上進まないように温室効果ガス排出量を抑えるための対策。今回は省エネや、再生可能エネルギーの利用、地産地消などを一部の例として紹介しました。
*2)適応策:既に起こってしまっている気候変動の影響を軽減し、備えるための対策。今回は、暑さへの対策(熱中症予防)、ハザードマップなどの利用、農作物への影響を減らすための対策などを一部の例として紹介しました。
今回は、ポスター展示を見ていただくだけでなく、オリジナルのおもちゃでも遊んでもらうコーナーも設置。生活のどんな場面で二酸化炭素が出るのか、また、世界各国で、国としての総排出量とその国の一人当たりの排出量はどんな関係なのか、などを考えてもらいました。

また、「人と地球にやさしい生活」に関連して自分にもできることや実際取り組んでいる行動について教えてもらいました。いろいろな行動を葉っぱの形のシールに書いて貼ってもらい、全体をグリーンカーテンに見立てています。

小さなお子さんから大人の方までたくさんの方にご参加いただき、またいろいろなご意見やご感想もいただき、スタッフとしても学びの多い二日間でした。
7月にはつくばの国立環境研究所で、「夏の大公開」が開催されます。社会環境システム研究センターだけではなく、たくさんの研究センターが様々な催し物を企画しますので、ご関心のある方は是非お越しください。
関連情報:気候変動適応情報プラットフォーム
「~あなたが感じる気候変動~ここがヘンだよ!?日本列島」報告ページ
http://www.adaptation-platform.nies.go.jp/report/ecolife2018.html
(文・写真:杦本友里(社会環境システム研究センター))