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2018年6月12日

地域環境研究センター

地域環境研究センターは、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。
呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営む人間の、
基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

研究成果等

発表者:Watanabe Mirai.(渡邊未来), Miura S., Hasegawa S., Koshikawa-K.M.(越川昌美), Takamatsu T., Kohzu A.(高津文人), Imai A.(今井章雄),Hayashi S.(林誠二)
掲載誌:Science of the Total Environment, 636, 539-546 (2018)

[その他の誌上発表]
発表者:占部城太郎, 鈴木孝男, 牧野渡, 大槻朝, 金谷弦, 中川雅博, 竹本徳子, 秦範子, 柚原剛
掲載誌:占部城太郎編, 三井物産環境基金2015-2017年度最終報告書「東日本大震災後の干潟生物群集の形成過程:その人為的影響と生態系機能の活用」, 東北大学大学院生命科学研究科群集生態分野, 27p(2018)

[書籍]
Chapter 3 Effects of tsunamis on sediment characteristics and contamination levels: A review of the 2004 and 2011 giant earthquakes
発表者:Yap C.K., Kanaya G.(金谷弦), Cheng W.H.
掲載誌:Yap CK, Chelvan N, Wong KW, Cheng WH, Thomas FBE, Kanaya G, Bakhtiari AR, Al-Shami SA, Nulit R, Shohaimi S (2018) Chapter 5 Ecological risk assessment of heavy metals in surface mangrove sediments collected from the Sepang River estuary, Peninsular Malays. In: Yap CKed., ediment Watch: Monitoring, Ecological Risk Assessment and Environmental Management, Nova Science Publishers, 57-76 93-124 (2018)

[査読付き 原著論文]
The composition of particulate phosphorus: A case study of the Grand River, Canada
発表者:Shinohara R.(篠原隆一郎), Lance Ouellette, Peter Nowell, Chris T. Parsons, Matsuzaki S., R. Paul Voroney
掲載誌:Journal of Great Lakes Research, 44, 527-534 (2018)

発表者:Kanaya G.(金谷弦), Niiyama T., Tanimura A., Kimura T., Toyohara H., Tosuji H., Sato M.
掲載誌:Marine Biology, 165, 101 (Manuscript No.) (2018)

センター長挨拶


高見センター長


地域環境研究センター(地域C)は、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。

地域Cが対象としている「大気・水・土壌」は、人間も含めた生物が生存するための基本的な環境場です。私たち人間は、呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営んでいます。地域Cでは基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

地域Cは大気系2研究室、水・土壌系5研究室から構成されており、大気、海洋、河川・湖沼、土壌、陸域、環境技術など幅広い分野をカバーしています。
しかし最近では、国内の大気汚染に加え、アジアスケールでの越境大気汚染がもたらす大気汚染とその健康影響や、PM2.5に含まれる黒色炭素がもたらす気候変動への影響という、より広い視点での研究も重要になっています。

このような複合的かつ広域の問題に対応するため、地域Cでは国立環境研究所の各センターや国内外の研究機関・関係各所と協力し、環境問題のメカニズムを科学的に明らかする研究に取り組み、より良い環境を創造するため具体的な解決策を提案できるよう研究を進めています。

私の大学時代の恩師が「基礎こそ応用」ということを言われていました。 逆説的言い回しですが、「応用問題の解決には表面的な改良ではなく本質的な理解が重要である」ということだと理解しています。

環境問題の具体的な解決策を目指しつつも、基礎的な研究も大事にして研究をしてゆきたいと思います。