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2020年1月16日

地域環境研究センター

地域環境研究センターは、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。
呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営む人間の、
基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

研究成果等

[査読付き 原著論文]
Particle number emission factors from diesel trucks at a traffic intersection: Long-term trend and relation to particle mass-based emission regulation
発表者:Fujitani Y., Takahashi K., Fushimi A., Hasegawa S., Kondo Y.(近藤美則), Tanabe K., Kobayashi S.
掲載誌:ATMOSPHERIC ENVIRONMENT: X, 5 (2020)

発表者:Kim S., Hijioka Y., Nagashima T.(永島達也), Kim H.
掲載誌:Atmosphere, 11 (18) (2019)

[その他の誌上発表]
ヨーロッパエアロゾル会議2019 参加報告
発表者:藤谷雄二, 佐藤圭, 池盛文数, 中村真由子
掲載誌:エアロゾル研究, 34, 245-249 (2019)

発表者:蓮沼英樹, 市瀬孝道, 上田佳代, 小田嶋博, 金谷久美子, 清水厚, 高見昭憲, 竹内文乃, 西脇祐司, 渡部仁成, 橋爪真弘
掲載誌:日本衛生学雑誌, 74 (2019)

[書籍]
3.2 Estimating the distribution of radiocesium deposition
発表者:Morino Y.(森野悠), Takigawa M., Nakamura H.
掲載誌:In: T. Nakajima, T. Ohara, M. Uematsu, & Y. Ondaeds., Environmental Contamination from the Fukushima Nuclear Disaster: Dispersion, Monitoring, Mitigation and Lessons Learned, Cambridge Environmental Chemistry Series (2019)

[書籍]
3.1 The atmospheric transport process for radioactive materials and effects of meteorological conditions
3.4 Possible accident scenarios for different seasons or different power plants?
発表者:Nakamura H., Morino Y.(森野悠), Takigawa M.
掲載誌:In: T. Nakajima, T. Ohara, M. Uematsu, & Y. Ondaeds., Environmental Contamination from the Fukushima Nuclear Disaster: Dispersion, Monitoring, Mitigation and Lessons Learned, Cambridge Environmental Chemistry Series (2019)

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センター長挨拶


センター長
高見昭憲
Akinori Takami

地域環境研究センター(地域C)は、身近な都市領域からアジアなど広い領域までを“地域”と捉え、多様な視点から環境研究を進めています。

地域Cが対象としている「大気・水・土壌」は、人間も含めた生物が生存するための基本的な環境場です。私たち人間は、呼吸をし、水を飲み、海や陸からの自然の恵みを享受し、その上で社会生活を営んでいます。地域Cでは基本的な環境場である「大気・水・土壌」をより良い状態に改善し保全する研究をしています。

地域Cは大気系2研究室、水・土壌系5研究室から構成されており、大気、海洋、河川・湖沼、土壌、陸域、環境技術など幅広い分野をカバーしています。
しかし最近では、国内の大気汚染に加え、アジアスケールでの越境大気汚染がもたらす大気汚染とその健康影響や、PM2.5に含まれる黒色炭素がもたらす気候変動への影響という、より広い視点での研究も重要になっています。

このような複合的かつ広域の問題に対応するため、地域Cでは国立環境研究所の各センターや国内外の研究機関・関係各所と協力し、環境問題のメカニズムを科学的に明らかする研究に取り組み、より良い環境を創造するため具体的な解決策を提案できるよう研究を進めています。

私の大学時代の恩師が「基礎こそ応用」ということを言われていました。 逆説的言い回しですが、「応用問題の解決には表面的な改良ではなく本質的な理解が重要である」ということだと理解しています。

環境問題の具体的な解決策を目指しつつも、基礎的な研究も大事にして研究をしてゆきたいと思います。