(1/1)

 

Porites solida (Forskål, 1775)  

オオハマサンゴ

Poritidae Gray, 1840 ハマサンゴ科

Porites Link, 1807 ハマサンゴ属

撮影:横地洋之(西之表市大原、水深8m)

 

莢径は2mm前後と大きい。

成長形:大型になる塊状群体で、表面は波打ち大小様々な瘤がある。

軟体部の色彩と特徴:やや緑がかった褐色。

骨格の特徴:本種の個体は日本産ハマサンゴ属では最も大きく、特に群体の凸部では莢径2mmを超えることがある。個体は薄くて高い莢壁で仕切られた多角形で、莢が深く、セリオイド型に配列する。これらの特徴から、Porites lobataフカアナハマサンゴ以外の種との区別は容易である。三幅対は遊離し、パリはないか、あっても発達が弱く本数も少ない。軸柱は扁平で低い板状をなし、軸柱が収まる中央窩がフカアナハマサンゴに比べて広い。

生息環境:礁池や礁斜面の浅所に見られるが、あまり多くない。

国内での分布:種子島以南。種子島では稀。

 

* 種子島初記録種

 

 

 

 


<< 戻る  (1/1)

●お問い合わせ: 国立環境研究所 生物多様性領域

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Email: biodiv.data@(この部分は削除してメールして下さい)nies.go.jp

 

Copyright © National Institute for Environmental Studies. All Rights Reserved.

Powered by Database Factory