産学連携コーディネーター
共同研究、受託業務、技術指導、知的財産の活用等に関して、産学連携コーディネーターがみなさまのニーズと国環研の知識・技術をマッチングさせるためのコーディネートをおこないます。
鈴木 規之
化学物質管理、化学物質関連規制、環境分析、環境シミュレーション技術
東京大学工学部都市工学科卒業。金沢工業大学にて教育とわずかながら民間のセンスを叩き込まれた気になったのちに現在、国立環境研究所勤務。環境中の化学物質管理に関わる科学的手法、分析、シミュレーションと制度について経験。
町田 敏暢
炭素循環、大気化学
東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻修了。博士(理学)。大気中の温室効果ガス観測を通した炭素循環研究が専門。特に、シベリアでの観測研究、航空機を使った上空での観測研究に深く関わる。最近では日本航空の国際線を利用して温室効果ガス観測を行うCONTRAILプロジェクトを推進している。
倉持 秀敏
物性、相平衡、高温場の熱力学平衡計算、リサイクル技術開発(バイオ燃料化技術、熱処理技術、環境汚染物質の排出削減処理技術)
東京都立大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程修了。①化学プロセスの設計や環境汚染物質の環境動態予測に必要な物性、相平衡の測定と推算に関する研究に従事②廃棄物系バイオマスからのバイオ燃料の製造技術開発及び精製に関する研究に従事③廃棄物処理・資源化施設における放射性物質やマイクロプラを含む環境汚染物質の挙動解明と排出制御技術開発に関する研究に従事。
小野寺 崇
生物学的排水処理、メタン発酵、水環境全般、環境工学
長岡技術科学大学大学院エネルギー・環境工学専攻修了。博士(工学)。インドの下水処理場に長期住み込みで実証試験に従事。JSPS特別研究員。米国ジョージア工科大学にて微生物燃料電池の研究を実施。国立環境研究所にてメタン発酵技術、下水処理技術、安定同位体比に基づく排水処理技術の評価などに従事。水分野の産官学の若手組織であるJapan-YWPの元共同代表。
藤井 実
化学工学、資源循環、廃棄物処理、カーボンニュートラル社会
東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻で学位取得。工学博士, 2001年。現在は国立環境研究所で勤務するほか、名古屋大学と東京大学で客員教授。社会を俯瞰的に眺めて、資源やエネルギーを適材適所で活用することで利用効率を高め、環境負荷の最小化が経済的にも合理的な形で行えるシステムを検討している。
山口 晴代
ライフサイエンス、遺伝資源保全、水圏環境
筑波大学大学院生命環境科学研究科構造生物科学専攻修了。博士(理学)。環境問題の原因となる微生物の遺伝子モニタリングや産業界での応用利用が期待できる藻類の分子生物学的解析等の業務に従事。微生物に限らず、ライフサイエンス全般に関する研究相談を積極的に受け入れている。