テーマ 4

GHGおよび関連大気物質の監視データの環境対策・政策への効果的な反映に関する研究

このテーマは本プロジェクトの成果を政策につなげる役割を担っています。いくら高精度な観測やモデル解析を行っても、それを社会のステークホルダーにわかりやすい形で示さないと政策に結びつかないため、多くの科学的なプロジェクトの弱みとなっていました。S-22では、地球環境戦略研究機関(IGES)の社会科学を専門とする研究グループにより、科学と社会の橋渡しが行われます。サブテーマ(1)は世界の気候政策の動向を分析し、本プロジェクトによる大気の監視データを気候変動枠組条約などの環境政策に活かすための戦略を提案します。サブテーマ(2)は国内のステークホルダー(企業、自治体、市民など)が本プロジェクトの情報を活用して対策の強化や実装につなげていけるよう、こうしたステークホルダーと本プロジェクトとのコミュニケーションを担当します。

図1 テーマ4の概要

4つのテーマ