石油タンカーの事故
による油の流出
(りゅうしゅつ)
、
火山の噴火
(ふんか)
による大気の変化など、予想
(よそう)
できなかった環境汚染
(おせん)
に対しても、適切
(てきせつ)
な対応
(たいおう)
をすることが必要です。また、人工衛星からの情報を利用すると、より広い範囲
(はんい)
の環境の変化
(へんか)
を観測
(かんそく)
することができます。
事故や災害時で環境はどうかわるの?
事故や災害、地球規模の環境汚染
(かんきょうおせん)
に対する研究所の取り組み
大きな事故や自然災害
(しぜんさいがい)
で起きた環境汚染について対策
(たいさく)
を立て、被害防止
(ひがいぼうし)
のために協力しています。
外国で起こった大きな事故や災害による環境汚染
(かんきょうおせん)
について、専門家
(せんもんか)
を派遣
(はけん)
し、調査
(ちょうさ)
の協力をしています。
事故や災害によって環境汚染が起きたときに、そのようすを調べ、影響
(えいきょう)
を予想しています。そして、汚染が広がるのを防ぐためには、何を準備
(じゅんび)
して、どのような対策
(たいさく)
をたてるべきかを研究しています。
ナホトカ号による油汚染(1997年1月)
地球温暖化
(ちきゅうおんだんか)
や森林減少
(しんりんげんしょう)
のような地球規模
(きぼ)
の環境問題を明らかにするため、中国にMODIS(地球観測衛星Terraにとうさいされているセンサ)衛星受信局
(えいせいじゅしんきょく)
を設置
(せっち)
し、世界各国の受信局のデータとあわせて、東アジアの植生分布
(しょくせいぶんぷ)
、土地利用などの変化を調べています。
Copyright(C) 2003 National Institute for Environmental Studies. All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission.
このHPに掲載の記事・動画・静止画・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。