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Blastomussa merleti (Wells, 1961)  

カビラタバサンゴ

Incertae sedis 所属科未定

Blastomussa Wells, 1968 オオタバサンゴ属

撮影:深見裕伸(撮影地点とその水深、標本の所在は不明)

 

莢径は4〜6mmほど。

成長形:細長い円柱状の個体が多数集まった束状群体。

軟体部の色彩と特徴:褐色〜緑色。口盤は周囲よりも明るい色彩になることが多い。ポリプと触手は昼間でもわずかに伸びる。ポリプ表面では、水泡状に膨らんだ高まりが放射状に配列する。

骨格の特徴:個体はきれいな円形で、莢径は4〜6mmほど、個体の大きさや隣接する個体間の距離はよく揃う。個体配列は主にファセロイド型だが、部分的に隣接個体が融合し、準プロコイド型〜セリオイド型になることがある。隔壁と肋は3次まで発達。1次・2次隔壁の長さや厚さはほぼ同じで、きれいな放射状に配列し、軸柱まで達する。隔壁は莢壁上縁またはその内側で厚く、1〜2mmほど突出し、そこから莢心に向かって急傾斜で落ち込みながら薄くなる。3次隔壁は非常に薄く短く、莢壁上縁〜内縁でわずかに発達する程度。隔壁上縁には鋸歯が発達するが、小さくて目立たない。隔壁側面には顆粒状突起が発達。1次・2次肋は厚いが非常に短い。3次肋は通常未発達で、大型個体で稀に発達することがある。軸柱は円形で、莢心にある小さな棒状(稀に板状)の突起、その突起と1次・2次隔壁内縁をつなぐ放射状の小幅体、隣接する隔壁内縁をつなぐ環状のトラベキュラで形成される。個体の外側表面にはエピテカがよく発達する。また莢壁内側に、小さな泡沫組織が形成されることがある。

生息環境:礁斜面の深場や波浪の影響が少ない岩礁斜面のような、少し濁った砂泥が溜まりやすい環境で見られる。

国内での分布:種子島以南。種子島では稀。

 

* 種子島初記録種

西平・Veron (1995)での出現記録:L. pruinosaとして記録した可能性あり

 

*生時写真の群体とは別群体(沖縄県西表島網取湾、水深27mで採集)

 


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