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Cyphastrea serailia (Forskål, 1775)  

フカトゲキクメイシ

Meruliniidae Verrill, 1865 サザナミサンゴ科

Cyphastrea Milne Edwards and Haime, 1848 トゲキクメイシ属

撮影:杉原 薫(西之表市大久保港、水深6m)

 

莢径は1.5〜3.5mm。

成長形:被覆状〜塊状群体で、30〜40cmほどの半球状になることも少なくない。礁池や浅礁湖では、サンゴ礫を被覆して非固着性の球状群体になることも多い。

軟体部の色彩と特徴:主に淡褐色〜褐色。生時は、個体の輪郭が形のよく整った肉厚な環状(ドーナツ状)に見える。昼間でも触手を伸ばしていることがある。

骨格の特徴:個体は円形で莢径は1.5〜3.5mm、大きさや向き、間隔は群体ごとによく揃う。また、個体間隔が広いと個体直径が大きく、狭いと小さくなる傾向にある。隔壁と肋は3次までよく発達する。1次・2次隔壁は、莢の中心に向かって緩やかに傾斜する。3次隔壁は1次・2次隔壁に比べて薄く短いが、莢壁上縁では厚さや高さが同程度になる。同属他種に比べ、本種は莢壁がよく発達する。これらの特徴から、隔壁や肋が突出しないわりには、個体が環状や円筒状に突出しやすい。共骨表面に顆粒状突起がよく発達するが、細く短いため目立たない。代わりに、泡沫状になった共骨表面がよく目立つ。

生息環境:礁池・浅礁湖の浅瀬〜礁斜面、やや遮蔽的な岩礁斜面〜遮蔽的な内湾で広範囲に見られる。

国内での分布:千葉県館山・長崎県対馬以南。種子島では普通種。

補足:本種はCyphastrea chalcidicum コトゲキクメイシ(本ガイド未掲載種)やC. japonica ニホントゲキクメイシなどと混同されているため、国内での生息状況については再検討が必要である。

* 種子島初記録種

西平・Veron (1995)での出現記録:Favia lizardensisとして記録した可能性あり

 

 

 


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