物を大量に作り、使い、そして大量にすてる。このような今までの社会のしくみに、地球は悲鳴
(ひめい)
をあげています。これからの社会が安定して発展
(はってん)
するためには、 使える物はもう一度使い、原料
(げんりょう)
として再生
(さいせい)
できるものは原料に戻すことが当然におこなわれるような社会へ変わることと、
リサイクル
によって限られた資源
(しげん)
を有効
(ゆうこう)
に使う、
循環型社会
を作り上げることが大切です。
日本では、どのくらいのゴミが出ているのですか?
ゴミからできるものがあるって、ほんとうですか?
「産業廃棄物」って、なんですか?
ゴミを減らす以外にも、リサイクルをする意味はありますか?
ゴミを減らすためには、どうすればよいのですか?
とくに注意して捨てなければならないゴミはありますか?
ゴミを減らしリサイクル社会を目指す研究所の取り組み
現在の経済
(けいざい)
活動における、物の流れを研究し、地域
(ちいき)
社会や環境
(かんきょう)
にあった、安全で効果的
(こうかてき)
なゴミのリサイクルや処理
(しょり)
のしくみを研究しています。
有害な化学物質
(ぶっしつ)
を発生させないことや二酸化炭素
(にさんかたんそ)
の発生が少ないことなどを基準
(きじゅん)
に、開発が進む「廃棄物
(はいきぶつ)
の資源化
(しげんか)
・処理システム」の評価
(ひょうか)
方法(実用化できるかなどの判断
(はんだん)
の基準)の研究を進めています。
燃えるしくみを観察できる実験用の焼却炉
(しょうきゃくろ)
ゴミのうめ立て地をより有効に活用するにはどうしたらよいか、生ゴミを農業
(のうぎょう)
の資源として利用できないかを研究しています。
廃棄物
(はいきぶつ)
を安全に処理し、危険
(きけん)
なリサイクル品ができない方法を開発しています。またリサイクル品の安全性を確認
(かくにん)
するために、どのような試験をしたらよいのか、その方法を開発しています。
開発途上国
(かいはつとじょうこく)
でも使えるような、生活排水
(はいすい)
が環境を破壊
(はかい)
しない仕組みを研究しています。
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