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領域大気質モデル間相互比較プロジェクト
J-STREAMの成果公開

J-STREAMの概要

2016~2018年度の3年間実施した(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費研究課題5-1601「大気中の二次汚染物質に対する発生源寄与推計と対策立案に資する規範的モデルの確立」では、Japan's Study for Reference Air Quality Modeling (J-STREAM)と題し、領域大気質モデル間の相互比較を通して、規範的なモデルの確立と、そのために必要な排出インベントリや観測データの整備を行いました。また、研究課題5-1903、5-2105などでも引き続きデータやツールの整備を行いました。これらの研究課題で得られた様々な成果を、本ウェブサイトで公開します。

2.ツール

  • 排出量データ変換ツール emis2cmaq_jstream
排出量データを変換し大気質モデル入力用排出量データファイルを作成するためのツールです。

  • 排出量データファイル結合ツール cmaq_emis_merge_jstream
複数の大気質モデル入力用排出量データファイルを結合するためのツールです。

  • 汎用データ解析ツール jstream_tools
大気質モデル出力ファイルの加工・解析・描画を行うためのツールです。

  • 水平分解係数作成ツール hfaccal_jstream
排出量データの変換に必要な水平分解係数を作成するためのツールです。

  • 排出量分布表示サンプルデータ
排出量分布を表示するためのサンプルデータとマニュアルです。

3.サブモデル

  • 硫酸塩の冬季過小評価改善に向けたサブモデル
モデルによる硫酸塩の冬季過小評価の改善に向けて開発されたサブモデルです。

4.土地利用データセット

  • WRF土地利用データセット
日本域を対象に詳細な植生データから領域気象モデルWRFへの土地利用入力データを構築したものです。

5.排出量データセット

  • 固定発生源排出量データセット
日本の固定発生源を対象に構築した排出量メッシュデータ一式を揃えたデータセットです。

  • 排出量データ変換用データセット
全ての排出量データをモデル入力用データファイルに変換するための係数一式を揃えたデータセットです。

6.モデル入力データセット

  • CMAQ長期計算入力データセット
領域化学輸送モデルCMAQを用いて計算を行うために必要となる入力データを取り揃えたデータセットです。一部を除き、2000~2020年のデータが揃っています。なお、1年分のデータ容量は約2TB要します。

7.モデル出力データセット

  • CMAQ長期計算出力データセット
領域化学輸送モデルCMAQを用いて計算された結果を取り揃えたデータセットです。2000~2020年のデータが揃っています。

投稿論文