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ホーム > 国立環境研究所について > 研究所基本文書 > 中期目標に係る事業報告書 > 3-2. 環境情報の収集・整理・提供に関する業務

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2. 環境情報の収集・整理・提供に関する業務

環境研究に関する情報、環境行政に関する情報その他環境に関する国内外の情報を収集・整理し、国民にわかりやすく伝えるため、国内外の関係機関等との連携を確保しつつ、体制及び業務の充実を図る。
  具体的には、インターネットを介した環境情報提供システムの運用を引き続き行うとともに、その充実を図る。また、環境の状況を目に見える形で提供することが可能な環境国勢データ地理情報システム(環境GIS)を構築・運営し、中期目標期間中に5種類以上の環境質測定データを本システムに搭載し、インターネットを介して広く国民に提供する。さらに、研究成果の幅広い活用を図るため、国民がインターネットを介して研究成果を入手できるシステムを整備し、運営する。

2.環境情報の収集、整理及び提供に関する業務

(1) 環境の保全に関する知識の国民への普及を図るとともに、国等の環境政策及び企業、民間による自主的な環境保全に関する取組を支援するため、国内外の環境情報を収集、整備し、これらの情報を容易に利用できるよう、国際的な連携も図りつつ、インターネット等を通じて提供する。
  本業務の実施に当たっては、体系的な情報整理、各データの相互利用、総合化、解析等が可能となるようなデータベース化を進めるとともに、地理情報システム(GIS)を活用した環境情報システムの整備など、国民にわかりやすい情報提供手法の開発・導入に努める。

(2) 本業務の目標を次のとおり設定し、予算の重点配分等により、その達成を目指す。

  1. 環境情報提供システム整備運用業務
      国民の環境保全活動の推進等のため、様々なセクターが提供する環境情報を収集し、広く案内、提供する情報システムを整備・充実し、運用する。
      特に、化学物質、リサイクル等、国民の関心の高い身近な環境問題に関わるテーマについて、わかりやすい情報提供素材(コンテンツ)を整備し、インターネットを通じて提供するとともに、これに関連して他で提供される情報へのリンクも充実させ、当該テーマについての多角的な理解が可能な情報提供を実施する。
      また、広く一般からの環境情報への照会に対し、利用者の環境関心分野毎に、適切に環境情報を検索できるデータベースシステム等を構築し、国民へのサービスの充実に努める。

5年間の業務実績

環境情報のポータルサイト(総合案内所)を目指したインターネットのサイト「EICネット」の整備・運用を行った。13年度から17年度の5年間に、「環境Q&A」、「環境年表」、「環境情報ナビゲーション」、「H教授の環境行政時評」、「ビデオライブラリ」、「学校環境ホームページナビ」等の新規コンテンツを掲載するほか、「環境用語集」の収録語彙の大幅拡充、「環境クイズ」の内容の刷新、「エコライフガイド」への身近な化学物質のページの追加、サイト内の検索機能の強化、トップページのデザインのリニューアル等、より分かりやすく魅力のあるサイトとなるよう改善を図ってきた。利用件数(ページビュー)も、下表のとおり、この5年間で大幅に増加した。(第1期中期計画の最終年度は初年度の2.42倍。年平均24.8%増。)

  13年度 14年度 15年度 16年度 17年度
月平均件数 153万 245万 201万 251万 372万
年合計件数 1,840万 2,941万 2,412万 3,018万 4,458万
(注)14年度は、6月及び8月にそれぞれ通常の2倍程度の利用が記録された。これは、民間サイトの検索ロボットによる自動検索が頻繁に行われたためと思われる。

また、環境保全に貢献する技術の研究開発及び普及の推進を目的に、15年8月から「環境技術情報ネットワーク」ホームページを開設し、「環境技術新着ニュース」、「環境技術情報ナビゲーション」、「環境技術ライブラリ」、「環境技術イベント情報」等のコンテンツを設け、掲載情報の充実を図ってきている。利用(ページビュー)件数は、15年度及び16年度は月平均約4万件であったが、17年度は5.5万件(38%増)となった。


自己評価

「EICネット」については、利用者にとってより使いやすいホームページの運営を目指した結果、年間利用件数(ページビュー)も大幅に増加し、13年度に1千万件台だったものが、17年度には4千万件を超えるまでになった。また、13年度当初700人弱だった書き込み参加の会員数も、17年度末には12,800人強(18.8倍)となった。こうしたことから、「EICネット」に対する一般からの認知も更に広がりつつあると思われる。しかしながら、ホームページとしての魅力を維持・向上するためには、新たなコンテンツを継続的に掲載していくことなどが不可欠であることから、今後とも、利用者のニーズを的確に把握しつつ、幅広い環境情報を発信していくことが重要と認識している。

「環境技術情報ネットワーク」については、やや専門的な情報提供を行っていることから、一般向けの「EICネット」に比べて利用件数は少ないものの、17年度には年間65万件まで伸び、安定した利用状況が得られているといえる。今後は、掲載内容の充実とともにより新鮮な情報発信を図り、本ネットワークの有用性を確立するよう努めていきたい。


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