1-1.環境研究に関する業務
1-1-(3).研究成果の評価・反映
国環研の研究評価実施要領に基づき研究課題及び各研究分野の研究活動についての評価を行い、その結果を研究活動に適切にフィードバックする。
具体的には、以下のとおり研究評価を実施する。
- 研究評価は「国の研究開発評価に関する大綱的指針」を踏まえ、国環研内における内部研究評価を実施するとともに、外部専門家を評価者とする外部研究評価を効率的・効果的に実施しその評価結果は公表することとする。
- 評価結果は研究資源の配分等、業務運営に適切に反映させる。
- 個別の研究課題ごとの研究評価においては、研究の直接の結果(アウトプット)とともに、国内外の環境政策への反映、環境研究への科学的貢献等、得るべき成果(アウトカム)についても評価する。
- 研究評価の方法は、ア.科学的、学術的な観点、イ.環境問題の解明・解決への貢献度、ウ.環境行政や国際的な貢献度等の観点から、合理的な指標を定め、総合的に評価する方法を設定する。
Ⅰ 業務の実績
「独立行政法人国立環境研究所研究評価実施要領」(平成18年4月1日制定、平成19年4月1日一部改正、平成21年11月5日一部改正、平成23年1月6日一部改正。以下「評価要領」という。(資料20))及び「国の研究開発評価に関する大綱的指針」(平成20年10月31日内閣総理大臣決定。以下「大綱的指針」という。)に基づき、適切な研究評価を行うとともに、その結果を研究業務に反映させた。
1.研究評価と評価結果の公表
評価要領に基づき、外部専門家を評価者とする外部研究評価委員会(資料21)を設置し、同委員会による外部研究評価を2回受けた。第1回外部研究評価においては、第3期の研究概要に関する意見を得るとともに(6月29日)、第2回外部研究評価においては23年度の年度評価を受けた。年度評価においては、環境研究の柱となる研究分野、課題対応型の研究プログラム及び環境研究の基盤整備については、いずれも高い評価を得た。(資料22)また、新発想型提案研究、震災対応型提案研究及び奨励研究については、所内に設置した研究評価委員会で内部研究評価を行った。(資料13,14)
なお、外部研究評価の結果については、本報告書の資料編に掲載したほか、研究所のホームページで公開している。
2.評価結果の反映
(1)外部研究評価の結果については、所内の研究評価委員会等において検討を行い、研究所の考え方として取りまとめ、公表するとともに、次年度の年度計画・研究計画に反映させた。
(2)内部研究評価の結果については、研究所内に公表するとともに、各人の研究活動にフィードバックすることを求めた。
3.アウトカムの評価
研究の直接の結果(アウトプット)だけでなく、国内外の環境政策への貢献、環境研究への科学的貢献等、得るべき成果(アウトカム)についても評価を行った。
4.評価の方法
評価要領及び大綱的指針に従い、適切に評価を行った。外部研究評価では、8つの研究分野、10のプログラム等を対象に、研究のアウトプットだけでなく、社会・行政や科学技術・学術に対する貢献度(アウトカム)を記載した資料・説明について、計画の達成度の観点及び研究の質の観点からの評価と、これらを総合した評価を、5段階評価で行った。
所内公募型研究を対象とした内部研究評価においても、①科学技術・学術的貢献度、②環境問題の解明・解決への貢献度、③社会・行政的、国際的な貢献度等の評価軸での評価と総合評価について5段階評価で行った。
5.国際的有識者による評価
海外から適切な有識者をアドバイザーとして招へいし、特に重要な研究について評価・助言を得るための具体的な検討を行った。(第1回の評価は、平成24年5月に実施。)
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料13)平成23年度における新発想・震災対応型提案研究の実施状況及びその評価(再掲) [PDF:625KB]
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料14)平成23年度における奨励研究の実施状況及びその評価(再掲) [PDF:334KB]
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料20)国立環境研究所研究評価実施要領 [PDF:84KB]
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料21)国立環境研究所外部研究評価委員会委員 [PDF:339KB]
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料22)外部研究評価結果総括表 [PDF:544KB]
Ⅱ 自己評価と今後の対応
平成23年度は2回の外部研究評価委員会を開催し、第1回の委員会では第3期の研究概要に関して意見を得るとともに、第2回の委員会では年度評価を受け、研究評価結果を、次年度の研究計画等に反映させた。
次年度以降も、評価要領に基づき外部、内部の研究評価を実施し、その結果を適切に研究活動にフィードバックしていく。また平成24年度には、外部研究評価委員に国環研の研究現場を見て頂くことも含め、研究実施状況をよく説明する機会を設けるとともに、第2期中期計画期間に実施された重点研究プログラムについて、 研究成果の社会への貢献度合いや波及効果に関して追跡評価を受ける予定である。
