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ホーム > 国立環境研究所について > 研究所基本文書 > 平成20年度 > 1-3-(3)-1.研究成果の国民への普及・還元

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1-3.研究成果の積極的な発信と社会貢献の推進
1-3-(3).社会貢献の推進

国環研の研究成果の国民への普及・還元を通じて、社会に貢献するよう努める。具体的には、以下の取組を推進する。

1-3-(3)-1.研究成果の国民への普及・還元

環境問題に対して、科学的に解明されている範囲を分かりやすく説明することにより社会における情報不足に対する不安を取り除くとともに、現状で最良と考えられる解決策を提示する。

ア.公開シンポジウム(研究成果発表会)、研究施設公開の実施

公開シンポジウムと研究施設公開を実施し、最新の研究成果について、研究者から直接市民にメッセージを発信する(2回実施)。

イ.各種イベント、プログラムへの参画

(ア)シンポジウム、ワークショップ等の開催又はそれらへの参加に努める。

(イ)若い世代に環境研究の面白さを伝えるための各種プログラムに積極的に参画する。

(ウ)環境省とも連携し、環境保全を広く国民に訴えるイベントに積極的に参画する。

ウ.研究所視察者・見学者の対応

(ア)つくば本部内の見学コースを設置し、増大する見学対応の要望にこたえる。

(イ)常設展示室等を含め、国環研来所者に対する研究成果の解説手法の充実を更に検討する。

20年度計画の位置づけ

研究所の研究成果を公開シンポジウムの開催等を通じて、分かりやすく社会・市民に説明し、その普及・還元を図る。

業務の実績

1.公開シンポジウム(研究成果発表会)

国立環境研究所公開シンポジウム2008「温暖化に立ち向かう − 低炭素・循環型社会をめざして −」をメルパルクホール(東京、20年6月21日)及び道新ホール(札幌、同6月28日)で開催し、それぞれ、733名、225名の参加を得た。シンポジウムでは、研究所の研究成果等に関する5つの講演と 21テーマのポスター発表を行った。また、講演内容の分かりやすさ等についてアンケートを実施した。なお、講演に用いた資料等については、ホームページに掲載するなど、フォローアップも行った。

写真:「国立環境研究所公開シンポジウム2008」の様子

2.一般公開

(1)20年4月19日(土)及び7月26日(土)、つくば本所で研究所の一般公開を行った。来訪者数は、それぞれ419名及び4,627名であった。(資料27)

(2)7月の一般公開では、公共交通機関による来所を推進するため、19年度に引き続き産業技術総合研究所と連携して無料循環バス「環境研・産総研号」を運行した。この試みはつくば地区の交通社会実験として環境研究の一助ともなった。

写真:国環研夏の大公開の状況(20年7月、つくば本所内)

3.各種イベント、プログラムへの参画

(1)第3回アジアにおける廃棄物管理の改善と温室効果ガス削減(SWGA)に関するワークショップ(京都市)、太陽から地球までシンポジウム(北海道陸別町)など、各種シンポジウム、ワークショップ等を開催した。(資料28)

(2)環境研究・環境保全に関するイベント、展示会等に積極的に協力した。

参画したイベント等 開催時期 実施内容
エコライフ・フェア2008 20年6月 代々木公園に専用ブースを出展し、侵入種や地球温暖化に関する研究成果を多くの方に説明した。
北海道洞爺湖サミット記念 環境総合展2008 20年6月 北海道洞爺湖サミットを契機に開催されたイベント。地球温暖化に関する研究紹介等を行った。
つくば科学フェスティバル2008 20年11月 つくば市のイベント。自転車発電やドライアイスを使って地球温暖化を考える体験イベント及び「地球の温暖化と二酸化炭素(CO2)の観測」と題するミニ講演等を行った。
TXテクノロジー・ショーケース 2008 21年2月 ポスター発表2件を行った。
国際ナノテクノロジー展・技術会議(nano tech 2008) 21年2月 ナノテクノロジーを用いた環境保全技術に関する展示等を行った。
第2回つくば産産学連携促進市inアキバ 21年2月 民間航空機や篤志船を利用した温室効果ガスや海水中の化学物質のモニタリングを紹介した。

4.研究所視察者・見学者への対応

(1)20年度における視察者・見学者の受入状況は次のとおりである。(資料27)
国内(学校・学生、市民、企業、官公庁等) : 92件 1,752人
海外(政府機関、研究者、JICA研修員等): 42件   372人

(2)見学対応による研究者等への負担を軽減し、一層の効率化を図りつつ対応能力を向上させる必要があることから、企画部門スタッフによる説明対応を充実させるとともに、施設見学用のパンフレット、DVD、パネル、展示物等の整備、改善を進めた。

関連資料

自己評価と今後の対応

20年度の公開シンポジウムを東京及び札幌の2ヶ所で開催し、一般の人々から高い関心が示されるとともに、講演内容についても高い評価が得られた。

研究所の一般公開については、4月と7月で公開の内容、対象者を変えることを試みた。具体的には4月の公開は講演会や研究紹介等を中心に行い、7月の公開は子どもから大人までの全てを対象に、講演や研究施設の説明だけでなく体験型イベントや環境学習的な展示等、研究所の全ユニットをあげた公開を行った。特に7月の公開では、産業技術総合研究所との交通連携なども成功し、つくば地区の独法研究所の一般公開としてはトップクラスの規模となり、多くの市民に研究所の活動成果を普及する機会となった。

21年度においても、公開シンポジウム、一般公開等を通じて、研究所の研究成果を分かりやすく社会・市民に伝えるよう努める。

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