基本情報 |
和名 |
ショクヨウガヤツリ, キハマスゲ |
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分類群 |
維管束植物 単子葉植物 カヤツリグサ科 (Cyperaceae, Poales, Liliopsida, Magnoliophyta) |
学名 |
Cyperus esculentus |
英名等 |
Yellow nutsedge, Yellow nutsedge, Chufa, Earthalmond |
自然分布 |
不明 |
形態 |
多年草.茎は断面が三角形で太さ1cm未満,高さ0.3~1.2m.葉は幅3~10mm,しばしば茎より長く,明緑色~黄緑色.小穂は藁色,苞葉は花序よりはるかに長い.果実は灰褐色.地下部は,細い根のほかに褐色/白色の縞模様の地下茎が複数張り出す.藁黄色の花穂をつけ,根茎の途中に塊茎がないことでハマスゲと,丸く小型の会計を持つことでミズガヤツリと,それぞれ区別可能.世界中でいくつかの変種がみられ,地中海沿岸域や西アフリカ等で塊茎を食用にするのは栽培型,畑地や牧草地で雑草化しているのは雑草型とされる. |
生息環境 |
畑地,樹園地,牧草地,路傍,荒地,水田 温度選好性:温帯~熱帯 |
繁殖生態 |
繁殖期:8~10月 両性花,風媒花.痩果(1,500,3年以上)は風,水,動物,人間などにより伝播.種子繁殖もするが,多数の塊茎(332~600個)による栄養繁殖が主体. |
生態的特性 |
日当たりの良い所を好む.湿った所~乾いた所に適応.土壌の種類は選ばない.水陸両用で,畑地にも水田にも生息.塊茎に栄養を蓄える. |