(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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コメツブウマゴヤシ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 コメツブウマゴヤシ

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コメツブウマゴヤシ
分類群 維管束植物 双子葉・離弁花類 マメ科
(Fabaceae, Fabales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Medicago lupulina
英名等 Black medic, Hop clover, Yellow trefoil
自然分布 ヨーロッパ
形態 1年草~2年草.茎は斜めに立ち,10~60cm.葉は3小葉,葉柄は1~2cm,小葉は先は丸いか平たい,まばらに毛があり,托葉は鋸歯を欠くものが多いがときに1~2葉.花は黄色,長さ2~4mm,20~30個集まってつく.果実は2.5mm.種子は1.5mm.染色体数2n=16,32.形態的生理生態的変異が大きく,ネバリコメツブウマゴヤシ,オニコメツブウマゴヤシなどが知られる.
生息環境 路傍,畑地,牧草地,芝地,荒地,林縁,河岸,海岸,樹園地
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:花期は春~夏.
両性花,虫媒花.豆果(数百~数千,1年以内).風,雨(5~12日間水に浮く),動物(羊など),人間により伝播.
生態的特性 日当たりが良く,冷涼~温暖なことろを含み,暑さには弱い.湿った肥沃地を好むが,耐旱性はある.耐塩性は低い.
侵入情報
国内移入分布 日本全国に広く分布. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 牧草として導入
侵入年代 江戸時代
影響 在来種,畑作物,シバとの競合,土壌窒素の蓄積
影響を受ける在来生物:在来植物,農作物
法的扱い 特になし
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南北アメリカ,アジア,オセアニア,アフリカに分布
備考
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