基本情報 |
和名 |
オキナワキノボリトカゲ |
クリックすると拡大画像が表示されます
|
分類群 |
爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 アガマ科 (Agamidae, Sauria (Lacertilia), Squamata, Reptilia) |
学名 |
Japalura polygonata polygonata |
英名等 |
Okinawa tree lizard |
自然分布 |
日本固有種.奄美諸島,沖縄諸島の主要な島. |
形態 |
全長20~30cm程度のトカゲ.頭胴長:オス70~80mm,雌60~66mm,尾長は頭胴長の1.8~2.6倍.頭部・胴部背面に凹凸のある鱗が不規則にならび,鼓膜は皮下に埋もれて露出しない.四肢や尾は細長く,指にはかぎ爪が発達.背中部の鱗は中央の隆起を中心に側扁して鋸歯状になる(特に頸部付近).オスの成体は全身緑みを帯び,胴部は側扁し,頭尾方向に走る黄色い帯状斑を持つ.メス成体や幼体では緑みは弱く,胴部は側扁せず黄色い帯状斑も見られない.染色体数2n=46 |
生息環境 |
主に樹上性だが,地上にも降りる.林縁部の日陰部分によく見られる.山地にも人家付近にも見られる. 温度選好性:不明.本種は冬眠をしないが,ここ数十年の移入地域の気温が上昇傾向にあることが,本種の定着に寄与している可能性が指摘されている. |
繁殖生態 |
一腹卵数1-4. |
生態的特性 |
昼行性.原産地では落ち葉・枯れ枝・岩の隙間・木の根元に隠れて越冬.天敵は猛禽類やヘビ類. 食性:昆虫などの小動物. |