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富士山頂の大気中 CO2 濃度データセット

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このデータセットは、日本で最も標高の高い富士山の山頂で測定された大気中二酸化炭素濃度の日データです。富士山頂は1年を通して富士山周辺の地上の影響を直接受けない自由対流圏に位置しています。富士山頂の大気中二酸化炭素濃度は日変動がなく、またCO2計が搭載された航空機により富士山周辺でかつ山頂と同標高で測定された大気中二酸化炭素濃度とほぼ同じでした。これまでの観測結果から、富士山頂の大気中二酸化炭素濃度は中緯度のアジア域の自由対流圏の代表的なCO2濃度を示すと考えられます。

概要

作成者
データ公開日
2017/06/16
データ提供期間
2009/07/20 - 2016/07/01
データ提供機関
国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp
DOI
ファイル形式
データ容量
88.7KiB
バージョン
Ver.1.0 (最終更新日: 2017/05/08)
データセットの言語
英語

データセット

観測項目
大気中CO2濃度
時間分解能
1日
精度
0.05 ppm
観測期間
2009年開始 (継続中)
緯度経度
北緯35.3609度 東経138.7271度
高度等
[標高]3776m、[大気採取高 (地上高)]5m
測定方法
標高3776mに位置する旧富士山測候所にある貯水タンクに取り付けた大気採取口(地面から5mの高さに位置する)から富士山頂周辺の大気を吸引ポンプによりポリテトラフルオロエチレンチューブを通して測候所室内に引きました。吸引された大気は除湿部(メンブランフィルターとシリカゲル2000mL)により除湿され、その後、二酸化炭素濃度計測機器(NDIR)に導入され、大気中二酸化炭素濃度を測定しました。
旧測候所は電力が供給されないため(夏期を除く)、観測はバッテリーに蓄電された電力により行われました。観測の消費電力を抑えるため、大気中二酸化炭素濃度の観測時間は1日に1.5時間としました。測定時刻(日本時間)は2009年7月から2010年7月までは15:00から16:28、2010年8月以降は22:00から23:28としました。22時(15時)から旧測候所室内の空気を2分間、その後外気を8分間、そして標準ガス3本をそれぞれ4分間ずつ二酸化炭素濃度計測機器に導入し、各試料中の二酸化炭素濃度を計測しました。この順序を4回繰り返しました。使用した標準ガスはNIES09スケールで値づけられたものを使用しました。
計算方法
二酸化炭素濃度の日データは、外気の計測2-4回目(それぞれ22:24-22:32、22:46-22:54、23:08-23:16)の平均を用いました。外気の計測時間(8分間)の内、最初の2分間は、測定値のばらつきを考慮して省きました。したがって6分×3回の18分のデータを日データとしました。観測された値は、観測に用いたワーキングスタンダードの二酸化炭素濃度の時間経過による変化を考慮して、補正を行いました。
キーワード
【GCMD_Platform】
In Situ Land-based Platforms > Ground Stations
【GCMD_Science】
Atmosphere > Atmospheric Chemistry > Carbon Dioxide
【自由記述】
二酸化炭素、CO2、富士山、日本、アジア、自由対流圏、山岳観測地点
更新履歴
【2017/06/16】
2009年から2016年までのデータをNASA Ames Format 1001で作成。Ver.1.0。

参考文献

参考文献
Shohei Nomura, Hitoshi Mukai, Yukio Terao, Toshinobu Machida and Yukihiro Nojiri (2017), Six years of atmospheric CO2 observations at Mt. Fuji recorded with a battery-powered measurement system. Atmospheric Measurement Techniques, 10, 667-680, doi:10.5194/amt-10-667-2017.

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引用の書式
本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
野村ら(2017)、富士山頂の大気中 CO2 濃度データセット、Ver. x.x *1、国立環境研究所 地球環境研究センター、DOI:10.17595/20170616.001. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。
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