※本セミナーは終了致しました※
多数のご参加、誠にありがとうございました.
日程 | 平成25年6月5日(水)〜7日(金)の3日間 5日:10:30〜16:30、6日:9:00〜17:00、7日:10:00〜12:30 |
場所 | 独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究棟 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 |
定員 | 20名 各機関につき参加者は2名まで 定員超過の場合、生態影響試験の経験等を考慮し参加者を決定 |
対象者 | 事業所排水等のリスク評価・管理を目的とした 生態影響試験を実施している、 又は導入を検討している諸機関の方 |
参加費 | 無料 (但し、参加に係る宿泊費・交通費等は自己負担) |
主催 | 独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター |
開催の趣旨
事業場等からの排水には多様な化学物質が含まれており、特定の化学物質の濃度が各種法令の基準を満たしていても、排水総体としては水生生物に対して様々な影響を与える可能性が懸念されます。
このため、生物応答を利用した生態影響試験による排水のリスク評価・管理手法が注目され、各国で導入・活用が進んでいます。しかし、信頼性の高い試験結果を得るためには、ガイドラインに示された試験法の実際を経験し、より深く理解する必要があります。
そこで、環境リスク研究センターでは生態影響試験に関する標準機関(レファレンス・ラボラトリー)機能の整備をすすめ、生態影響試験の実施や導入を検討している機関を対象に、基礎的な知識・技術等の普及を目的とした短期実習セミナーを平成23年度より3回にわたって開催してきました。
今回は、前回に引き続き、コイ科の小型魚であるゼブラフィッシュを用いた、魚類胚・仔魚期における短期毒性試験を取り上げます。その際、かねてより諸機関からの問い合わせが多かった、試験用魚類の飼育・採卵・累代といった維持管理手法についても、解説・相談受付等を行います。
実習セミナーの内容
セミナーの主な内容は以下のとおりです。
1. 魚類胚・仔魚期短期毒性試験の解説・演習
2. 試験用魚類の維持管理手法の解説
3. 生態影響試験に用いる設備・器具等の紹介
4. 生態影響試験に関する各種質問・相談の受付
プログラム(予定)
(※プログラムの内容は、予告なく変更になる場合があります。予めご了承下さい。)
日時 | 内容 |
【1日目】 6月5日(水) | |
10:30〜11:00 | 受付 |
11:00〜11:15 | セミナー開催趣旨、概要の説明 |
11:15〜12:00 |
[座学] 生物応答を用いた排水管理手法の理念と実際 [座学] 魚類胚・仔魚期における短期毒性試験の概要 |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜13:15 | 自己紹介 |
13:15〜14:00 | [座学] 試験魚の飼育および試験環境 |
14:00〜15:00 | [見学]生態影響試験に関する所内施設の見学 |
15:00〜15:15 | 休憩 |
15:15〜15:30 | [座学] 仔魚観察の要点 |
15:30〜16:00 | [実習] 仔魚(4日目)観察 |
16:00〜16:30 | [実習] 翌日の試験器具、試験液、被験卵採卵準備 |
17:00〜 | 懇親会 |
【2日目】 6月6日(木) | |
9:00〜9:30 | [実習] 被験卵採卵準備 |
9:30〜10:00 | [座学] 被験卵の選別、ばく露 |
10:00〜12:00 | [実習] 被験卵の選別、ばく露 |
12:00〜13:00 | 昼食・ランチョンセミナー |
13:00〜13:45 | [座学] 試験水の換水、水質測定、胚・仔魚観察 |
13:45〜14:00 | 休憩 |
14:00〜16:00 | [実習] 試験水の換水、水質測定、胚・仔魚(5日目)観察 |
16:00〜17:00 | 生態影響試験に関する質問・相談受付 |
【3日目】 6月7日(金) | |
10:00〜10:30 | [実習] 胚・仔魚(6日目)の観察 |
10:30〜11:00 | [座学] 魚類胚・仔魚期における短期毒性試験の統計解析手法 |
11:00〜11:30 | [実習] 統計解析実習 |
11:30〜12:00 | まとめ |
12:00〜12:30 | 閉会・アンケートの実施 |
参加申込み方法
*申込み受付を終了致しました*
問い合せ先
独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター
環境リスク研究推進室 第4回生態影響試験実習セミナー事務局
担当:鑪迫(たたらざこ)、田村、高信(たかのぶ) Tel,FAX:029-850-2851