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Q&A

開発途上国の環境問題へもどる
ジャンルキャラクター Q1)世界の人口は、どのくらいふえているのですか?
 世界人口白書(はくしょ)によると、世界の人口が60億(おく)人をこえたのは、1999年の8月です。それから4年半たった2004年1月には、64億人をこえたそうです。地球ではいま、1年2か月の間に1億人の人口が増(ふ)えていることになります。
 今からおよそ2000年前の世界の人口は、3億人くらいだったといわれています。それから1500年間は、あまり人口は増(ふ)えなくて、西暦(せいれき)1500年では、まだ4億3000万人くらいでした。ところが、それからしだいに増(ふ)え方が大きくなって、1800年にはおよそ9億人、1900年には16億5000万人になりました。それでも現在の4分の1弱です。

 20世紀になると、人口の増(ふ)え方はとても激(はげ)しくなりました。1950年に25億人、1990年には53億人、そして2004年には64億人になりました。2050年には、100億人にせまるだろうともいわれています。

 人口の増(ふ)え方の激しい地域は、アジアやアフリカにある開発途上国(かいはつとじょうこく)と呼(よ)ばれる、あまり経済(けいざい)的に豊かではないところです。しかし、発展途上国といわれている国々(例(たと)えば中国)においても、将来(しょうらい)的には人口増加(ぞうか)は頭打ちとなるとの将来予測(しょうらいよそく)があります。日本などの経済的に豊かな国では、今でもあまり人口は増えていません。
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