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地球の環境(かんきょう)が、こんなに悪くなってしまった大きな原因(げんいん)は、私たちが便利(べんり)なくらしを追い求め、石油や天然(てんねん)ガスなどのエネルギーやさまざまな資源(しげん)を大量に使って、あらゆるものを作り出す社会を発達(はったつ)させたことによります。
そのため、この環境問題を解決(かいけつ)するためには、地球全体、とくにエネルギーや資源をたくさん使っている国の人びとが、その社会のあり方をしんけんに考え直さなければいけません。
世界中が協力して地球温暖化(ちきゅうおんだんか)などをふせごうという国連(こくれん)の地球サミットや、先進国(せんしんこく)が先頭にたって二酸化炭素(にさんかたんそ)の排出量(はいしゅつりょう)を減(へ)らそうと約束した京都議定書(きょうとぎていしょ)(京都会議)などは、
新しい社会を作ろうとする世界的な運動の一部です。
世界的な運動だけでなく、もっと身近なわたしたちのくらしを考え直すことも必要です。たとえば、ものを大事にしたり、使い捨てを減らせば、資源の無駄遣いを減らしたり、新たな製品(せいひん)を作る際に発生(はっせい)する汚染物質(おせんぶっしつ)で大気や水を汚染せずにすみます。
これによって、わたしたちは環境の保全に役立つことができます。
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