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ここでは熱帯林(ねったいりん)などの森の働きをまとめながら、考えましょう。
- 森は二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収(きゅうしゅう)してくれます。
植物は、光合成(こうごうせい)をすることによって、空気中の二酸化炭素を取り入れ、それを栄養に変えています。森がなくなると、二酸化炭素が増(ふ)え、地球の温暖化(おんだんか)が進みます。
森にすんでいる人や生き物たちがたくさんいます。森がなくなると、そこにすむ人や生き物がくらしていくことができなくなります。
熱帯林(ねったいりん)には、地球上の生物種のうち半分以上がすんでいるといわれています。そこには、まだ知られていない生き物がいて、それがこれから、有効(ゆうこう)に利用されるかもしれません。
とくに熱帯地方で、まわりが乾燥(かんそう)している地域(ちいき)では、森の木を切ってしまうと、砂漠が広がってしまいます。すると、異常気象(いじょうきしょう)などが起こることも考えられます。 このように、森があることで地球の環境(かんきょう)が守られ、生き物たちも生きていけるのです。とくに、地球の生物種の50〜80%がすみ、地球上の植物の半分の量があるといわれる熱帯林は、地球全体の守り神といえるでしょう。 |
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