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国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう)という団体が、毎年、絶滅(ぜつめつ)が心配されている動物や植物を「レッドリスト」として発表しています。2002年の発表では、絶滅が心配されている動物は5453種、植物は、5714種にもなります。
その中から、おなじみの動物をあげると、ほ乳類では、ジャイアントパンダ、オランウータン、アジアゾウ、マウンテンゴリラ、チンパンジー、トラ、ジュゴン、ライオン、チーターなどです。鳥では、アオコンゴウインコ、キガシラペンギン、シマフクロウなどです。は虫類や両生類(りょうせいるい)では、ウミガメ類のすべて、オオサンショウウオなどもそうです。動物園でよくみる動物たちの多くは、絶滅が心配されている動物といってもいいでしょう。
このように地球上の多くの生き物たちが絶滅しそうになっているいちばんの原因(げんいん)は、人間の活動です。人口が急に増えて、家や工場や畑をたくさん作り、環境(かんきょう)を破壊(はかい)して生き物たちのくらす場所をうばってしまったのです。
このような生き物たちがいなくなるということは、人間も生きていけなくなることをしめしています。 |
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