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2-2-5.研究情報の提供業務

  • 当研究所の研究成果の電子化を進め、これらを研究所ホームページ等を通じて広く所外に提供する。
  • 研究成果等を国民に分かりやすくリライトした刊行物の充実を図るなど、インタープリテーション機能の強化に努める。

15年度計画の位置づけ

国立環境研究所ホームページを介して国民が研究成果を入手できるシステムを着実に整備・運営する。

業務の実績

  • 利用者の利便性を考慮し、国立環境研究所ホームページのトップページのデザインを一新した。大きな改善点は、求める情報にたどりつく方法として、従来から行ってきた「研究所の基本文書」、「データベース」のような情報の種類の分類からのアクセスを生かしたまま、「地球環境」、「ごみ・リサイクル」といった分野の分類を示す視覚的なアイコンを配置し、分かりやすくしたことである。
  • 14年度から、年報、特別研究報告、環境儀の他、新たに過去の研究報告、業務報告についても本文や画像等を含め全文をホームページより閲覧を可能としたが、15年度においても、新規の報告書等の掲載を進めた。
  • 国民が関心を寄せている又は国民に注目してもらいたい環境問題を取り上げ、わかりやすく解説した「環境科学解説」を研究所ホームページから発信することとした。15年度は「電磁波の人体への影響」をテーマに掲載した。
画像:国立環境研究所ホームページ

国立環境研究所ホームページ

グラフ:国立環境研究所ホームページのアクセス件数の推移

国立環境研究所ホームページのアクセス件数の推移

  • 所内研究ユニットとも連携し、研究所ホームページを通じて国立環境研究所の最新情報や研究成果・データベースの発信を積極的に行うとともに、各研究ユニットからの情報発信を支援した。15年度中に公開を開始した主なデータ等は、以下のとおりである。(資料50)

ユニット等のホームページ

番号 データ等名称 主担当研究ユニット等
1 データ等名称化学物質環境リスク研究センター健康リスク評価研究室ホームページ 主担当研究ユニット等化学物質環境リスク研究センター
2 データ等名称東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理プロジェクトグループホームページ 主担当研究ユニット等同左プロジェクトグループ
3 データ等名称バイオ・エコエンジニアリング研究施設ホームページ 主担当研究ユニット等循環型社会形成推進・廃棄物研究センター

共同研究等関連のホームページ

番号 データ等名称 主担当研究ユニット等
4 データ等名称Global Taxonomy Initiative Japanese FocalPoint(世界分類学イニシアティブのホームページ) 主担当研究ユニット等環境研究基盤技術ラボラトリー
5 データ等名称NIES-FRIM-UPM熱帯林多様性プロジェクトホームページ 主担当研究ユニット等生物圏環境研究領域
6 データ等名称UV Monitoring Network−Japan 主担当研究ユニット等地球環境研究センター
7 データ等名称NIES-IGES Research Projectホームページ 主担当研究ユニット等社会環境システム研究領域

データベース

番号 データ等名称 主担当研究ユニット等
8 データ等名称EnvMethod環境測定分析法データベース 主担当研究ユニット等化学物質環境リスク研究センター
9 データ等名称産業連関表による環境負荷原単位データブック 主担当研究ユニット等地球環境研究センター
10 データ等名称苫小牧フラックスリサーチサイトモニタリングデータベース 主担当研究ユニット等地球環境研究センター

個別研究等成果

番号 データ等名称 主担当研究ユニット等
11 データ等名称渡り鳥の飛翔ルートと生息環境を衛星で見る 主担当研究ユニット等社会環境システム研究領域
12 データ等名称化学物質のエストロゲン活性データ 主担当研究ユニット等環境ホルモン・ダイオキシン研究プロジェクト
13 データ等名称UVインデックス 主担当研究ユニット等地球環境研究センター

その他

番号 データ等名称 主担当研究ユニット等
14 データ等名称地球環境モニタリングステーションバーチャルツアー 主担当研究ユニット等地球環境研究センター
15 データ等名称環境科学解説「電磁波の人体への影響」 主担当研究ユニット等環境情報センター
16 データ等名称国立環境研究所紹介ビデオ(日・英) 主担当研究ユニット等主任研究企画官室
17 データ等名称環境技術に関する取組のページ 主担当研究ユニット等環境情報センター
  • これらのうち、「情報を解析して提供」といった意味合いの強いものは、「9.産業連関表による環境負荷原単位データブック」及び「13.UVインデックス」等があり、後者は特に、全国の4観測地点において観測された紫外線の状況をリアルタイムで、専門知識のない一般国民にも分かりやすい表現で提供している(次ページ参照)。
  • 15年度における国立環境研究所ホームページの利用ヒット(ページアクセス)件数は、月平均約4,650,000件、年度総計約56,000,000件であり、14年度に比較して3割ほど増加している。

関連資料

(注)ページアクセス件数は、1ページに複数のファイル(HTMLや画像ファイル等)が含まれている場合、そのファイル数すべてをカウントする方式であり、これがシステム統計上では一般的であるため、従来からこのカウント法を採用してきた。しかし、1ページにアクセスしたときに1件とカウント(ページビュー)する方が自然であると思われるため、16年度からはカウント方法をページビューの方式に変更することとしている。

グラフ:「UVインデックス」における紫外線観測データのグラフ表示例

「UVインデックス」における紫外線観測データのグラフ表示例

  • 15年度は下記の刊行物を発行するとともに、引き続き研究所ホームページから閲覧・ダウンロードできるようにするためのPDF化を行った。
  • 年報については、研究所内外からの利用の便を図るため研究課題一覧を作成し、より活用しやすいものとした。
  • 研究成果を国民各層に分かりやすく発信するための研究情報誌「環境儀」については、「環境儀編集方針」及び「環境儀作成手順」に基づき、内容の充実に努めるとともに、環境儀の作成を円滑に進め担当研究者の負担軽減になるよう、業務の効率化に努めた。
15年度刊行物の種類と発行部数一覧
刊行物名称 発行部数
国立環境研究所年報 1,500部
国立環境研究所英文年報 1,000部
国立環境研究所特別研究報告 800部
国立環境研究所研究報告 300部
国立環境研究所地球環境研究センター報告 250〜300部
国立環境研究所研究計画 500部
環境儀 4,000部
国立環境研究所ニュース 2,000部
地球環境研究センターニュース 3,200部

自己評価と今後の対応

国立環境研究所ホームページは、トップページのデザイン変更により、さらに使いやすくなったと思われるが、今後とも専門家向け及び一般向けのそれぞれのコンテンツの充実を図るとともに、デザインを含めてさらに利用しやすいホームページの運営を目指す。また環境科学解説については、引き続き「環境科学解説シリーズ」としてテーマを増やして発信することとする。

環境儀については、国民各層に分かりやすくするため、今後も、読者の意見を反映しつつ、さらなる内容の充実に努めることとし、研究所年報や研究成果報告書についても、着実な刊行を行い、刊行物による情報提供を実施するほか、インターネット上での本文・画像等の電子化を進め、提供の充実を図っていくこととする。


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