1-6.業務運営の進行管理
- 平成13年度の研究計画を作成し、公表する。
- 重点研究分野の各主要研究課題ごとにリーダーを定め、研究内容の調整、進行管理等を行う。
- 特に、第2.1(3)のア.重点特別研究プロジェクト及びイ.政策対応型調査研究については、研究所内部での進行管理に加えて、当該年度の研究計画について、外部の専門家の評価・助言を受けながら実施する。
- 所内に業務の的確かつ円滑な調整、推進を図るための委員会等を設置し、業務運営の実施状況をモニターしながら、的確な実施を図る。
13年度計画の位置づけ
当該年度の研究計画を作成するとともに、初年度として、業務運営を進行管理するための体制整備を行う。
業務の実績
1.研究計画の作成
- 重点特別研究プロジェクト、政策対応型調査・研究、重点研究分野ごとの研究課題、先導的・萌芽的研究、及び知的研究基盤を対象に、平成13年度の研究計画を作成し、関係者に配布するとともに、ホームページで公表した。
また、平成14年度の研究計画についてとりまとめを行った。
2.重点研究分野の研究推進
- 重点研究分野については、各主要研究課題ごとに理事長よりリーダーを指名し、所内の研究の動向の把握、進行管理等に努めた。
3.重点特別研究プロジェクト及び政策対応型調査・研究の研究推進
- 重点特別研究プロジェクト及び政策対応型調査・研究については、所内の研究評価委員会による年度評価・助言(平成14年3月12日)に加えて、外部の専門家により構成される研究評価委員会を、下記日程で開催し、事前の助言を得るとともに、年度ごとの評価を行った。
- 外部研究評価(事前の助言):平成13年4月24日、25日
- 外部研究評価(年度ごとの評価):平成14年4月2日
4.委員会等による進行管理
- 理事会に加え、研究所の運営に関する重要事項を審議するためのユニット長会議、研究業務の円滑な推進を図るための研究推進委員会等を設置し、定期的に開催したほか、目的に応じて所要の各種委員会を設置した。(資料22)
- また、ユニット長会議等においては、以下のように業務進捗状況等の定期報告、進行管理を行った。
- ユニットごとの研究活動状況等の4半期ごとの定期報告
- 業務執行状況集計表、合計残高試算表による毎月の財務状況の報告
5.内部監査の実施
- 監事監査と共同して、監査室による期中内部監査を実施した(資料23)。初年度である13年度においては、受託業務・委託業務の取引サイクルを中心に監査を実施した。
関連資料
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料22)研究所内の主要委員会一覧 [PDF:12KB]
- このリンクはPDFデータにリンクします(資料23)内部監査の実施状況 [PDF:12KB]
自己評価と今後の対応
中期計画に沿って構成された研究計画を作成するとともに、基本的な内部体制及び外部専門家により評価・助言を得る体制を整備し、中期計画の遂行に向けて業務の進行管理を適切に行った。次年度以降においても、こうした枠組みの必要な充実を行い、的確な進行管理を図っていく。