運転管理室


    このように加速器質量分析は、非常に大きな装置を用いて非常に繊細な測定を行います。同時に数多くのイオン光学装置を制御する必要があり、パーソナルコンピュータ3台とワークステーション1台からなる制御システムで運転管理しています。写真の中央に見えるモニタには装置の状態が刻々と表示され、それを確認しながら数々の測定条件を設定することが可能です。測定結果は直ちにワークステーションにとりこまれ、専用のソフトウェアを用いて、14C/12C比から、放射性炭素年代や、現代炭素濃度(pMC)を算出することが可能です。通常、測定は24時間以上かかりますが、各種安全装置が働いているので無人運転が可能です。

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