(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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タカサゴユリ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 タカサゴユリ, ホソバテッポウユリ, タイワンユリ

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タカサゴユリ
分類群 維管束植物 単子葉植物 ユリ科
(Liliaceae, Liliales, Liliopsida, Magnoliophyta)
学名 Lilium formosanum
英名等 Formosa lily
自然分布 台湾
形態 多年草.黄色みを帯びた百合根状の鱗茎から1.5mほどに達する直立茎を出し,幅1cm,長さ15cmほどの線形の葉をやや密につける.茎の上部に長さ15cm,直径13cmほどのラッパ状の花で花弁6枚.花の内側は白色,外側は紫褐色.テッポウユリと交雑してシンテッポウユリが形成された(要DNA鑑定).
生息環境 荒地,道端,堤防,高速道路法面
温度選好性:亜熱帯~温帯
繁殖生態 繁殖期:花期は7~9月
風媒花,自家受粉可.種子を大量に風散布
生態的特性 日当たりの良い法面や道路わき,空き地などに侵入する.
侵入情報
国内移入分布 宮城,福島,関東以南の本州,四国,九州,琉球列島 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 観賞用として導入,高速道路法面などでよく見かけるようになった
侵入年代 1923~1924年
影響 繁殖力が旺盛なことから、生態ニッチェが重なる在来種との競合が懸念される。また近縁な在来種と交雑するリスクも想定される。キュウリモザイクウイルス(CMV-Li)、チューリップモザイクウイルス(TBV-L)およびLily virus Xなどの植物病害ウイルスの宿主であることが報告されており、これらのウイルスを在来植物種に媒介するリスクが想定される。
法的扱い 無し
防除方法 法面緑化などは在来植物の利用を検討する。無闇な移植は避ける。必要に応じて刈り取りを行う
問題点等
海外移入分布 オーストラリア
備考
全国的に分布を広げている種であり、自然植生に対して悪影響が及ばないよう、適宜管理を行う必要がある。生態影響にかかる実証データの収集が急がれる。
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