(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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カラスムギ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 カラスムギ, チャヒキグサ

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カラスムギ
分類群 維管束植物 単子葉植物 イネ科
(Poaceae, Poales, Liliopsida, Magnoliophyta)
学名 Avena fatua
英名等 Wild oats, Spring wild oat
自然分布 ヨーロッパ
形態 一年草.茎は束生して直立,断面は円形,高さ30~100cm.葉は長さ10~30cm,幅0.5~1cm,葉舌は高さ4mmで目立つ.葉鞘は平滑.円錐花序は長さ15~30cm,花序の枝は輪生,非常に細かく単一またはまばらに分岐し,長さ2cm前後の小穂をつけて垂れ下がる.小穂は3小花からなり,左右に開く大型の苞穎に包まれる.変異が大きい.
生息環境 畑地,休耕地,牧草地,河川敷,路傍,荒地
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:花期は5~7月
種子繁殖.両性花,風媒花,主に自殖.穎果(250~1,000個以上,4~8年).
生態的特性 日当たりの良い,肥沃で湿った所を好み,土壌の種類を選ばない.
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 非意図的移入 (穀物に混入)
侵入年代 縄文時代
影響 在来種,畑作物との競合.アレロパシー作用.虫,菌,ウイルス,ネマトーダの寄主.
影響を受ける在来生物:在来植物,農作物
法的扱い 特になし
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南北アメリカ,アフリカ,アジア,オセアニアに分布
備考
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