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チチコグサモドキ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 チチコグサモドキ

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チチコグサモドキ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Gamochaeta pensylvanica
主なシノニム Gnaphalium pensylvanicum
英名等 Wandering cudweed, Manystem cudweed
自然分布 北アメリカ
形態 一~二年草.全体が地じれた綿毛に被われ灰白色を帯びる.茎は高さ10~30cm,葉は先の方が幅広く1cm内外,毛は上面はまばら,下面にやや密に生える.頭花は上方の葉の腋に数個ずつ団塊状につき,全体が細い穂のようになる.総包は卵形,長さ4~5mm,その下半部は長い綿毛に被われ,総包片はかさかさした膜状でほぼ3列,先は尖って色は薄く,総包内片の上部は淡褐色.果実(痩果)は楕円形,まばらに粒状の点があり,冠毛は白色,基部で環状に合着.染色体数2n=28.本種は変異が多く,学名や和名のつけ方に諸説がある.
生息環境 畑地,芝地,路傍,荒地
温度選好性:暖帯~熱帯
繁殖生態 繁殖期:4~10
頭状花.
生態的特性 日当たりの良い所から日陰地まで適応性が大きい.土壌の種類を選ばない.
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 非意図的移入
侵入年代 1916年に報告
影響 在来種,畑作物,シバとの競合
影響を受ける在来生物:在来草本植物,農産物,シバなど
法的扱い 特になし
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南アメリカ,ヨーロッパ,アフリカ,アジア,オセアニアに分布
備考
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