アメリカネナシカズラ

基本・侵入情報

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基本情報
和名	アメリカネナシカズラ	クリックすると拡大画像が表示されます
分類群	維管束植物双子葉・合弁花類ヒルガオ科 (Cuscutaceae, Solanales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名	Cuscuta campestris
主なシノニム	Cuscuta pentagona
英名等	Field dodder
自然分布	北アメリカ
形態	一年草の寄生植物．茎は太さ1mm程度，淡黄～淡黄赤色．寄主に左巻きにまきつき，小突起状の寄生根（吸盤）がある．花は茎の所々にかたまり，直径3mm，がくは先が5裂し先は丸い，花弁も5裂し白色で列片は三角形，花筒内部に5個の鱗片，雄ずい5個，雌ずい1個で花柱2個，柱頭部は球形．果実は2～3mm，花柱も雄ずいも果時まで残存．種子は2mm．
生息環境	畑地，樹園地，牧草地，路傍，荒地，河川敷，海浜，栽培植物上温度選好性：温帯～熱帯
繁殖生態	繁殖期：8,9,10月両性花．果(50年以上，動物の胃中でも生存)は，風，雨，動物(体内含む)により伝播．
生態的特性	やや乾いた土地に多い．

侵入情報
国内移入分布	ほぼ全国	※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元	不明
侵入経路	非意図的移入(輸入穀物，緑化用の種子への混入)
侵入年代	1970年頃東京府中市多摩川で確認
影響	砂丘などに生育する在来種，畑作物(ジャガイモ，ナス)，園芸植物への寄生．影響を受ける在来生物：在来植物，農作物，園芸植物など
法的扱い	外来生物法で要注意外来生物に指定された．
防除方法	抜き取り，刈り取り
問題点等	情報整理中
海外移入分布	ヨーロッパ，アジア，ロシア，オーストラリアに分布

備考

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