基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | ハリビユ, ハリイヌビユ | (写真なし) |
分類群 | 維管束植物 双子葉・離弁花類 ヒユ科 (Amaranthaceae, Caryophyllales, Magnoliopsida, Magnoliophyta) | |
学名 | Amaranthus spinosus | |
英名等 | Spiny amaranth, Spiny pigweed, Needle burr, Thorny amaranth, Prickly amaranth | |
自然分布 | 北アメリカ | |
形態 | 一年草.茎は高さ40~80cm,やや無毛で光沢がある.葉は広狭さまざま,長さ5~8cm,幅1.5~5.5cm.葉柄のつけねに鋭い棘を持つ点で近縁種と区別可能.花序に雌雄の花が雑居,小包葉はがくとほぼ同長~やや短く,小包葉の中央脈はノギとなって伸び出る.がくは5個,長さ1.5~2mm,果実(包果)はがくとほぼ同長でしわがある.種子は1個,径0.8mm程度の円形,黒色で光沢あり.染色体数2n=32,34. | |
生息環境 | 畑地,荒地,路傍,樹園地,牧草地 温度選好性:暖帯~熱帯 |
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繁殖生態 | 繁殖期:7~10月 雌雄異花.胞果(種子生産量は多い)は風,雨,動物により伝播,植物片からも栄養繁殖. | |
生態的特性 | 温暖で日当たりの良い肥沃地を好み,冷涼な所や日陰地では生育しない.C4植物. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 本州中部~西部,四国,九州,沖縄,小笠原 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 非意図的移入 | |
侵入年代 | 明治時代中期に沖縄に侵入.本州では戦後拡大した.近年は東北地方でも分布拡大. | |
影響 | 在来種,畑作物,牧草との競合,飼料に混入すると鋭い棘のため家畜は食べられない.家畜が大量に食べると有毒.アレロパシー作用.多種の虫,ネマトーダ,ウイルスの寄主. 影響を受ける在来生物:在来植物,農産物,家畜 | |
法的扱い | 要注意外来生物(外来生物法) | |
防除方法 | 抜り取り,刈り取り,除草剤 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 南アメリカ,アフリカ,アジア,オーストラリアに分布 |
備考 |
外来生物法で要注意外来生物に指定された.種内変異が大きく,同属内で交雑する.
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