(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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タテジマフジツボ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 タテジマフジツボ (写真なし)
分類群 節足動物門 甲殻綱 無柄目 フジツボ科
(Balanidae, Sessilia, Maxillopoda, Arthropoda)
学名 Amphibalanus amphitrite
主なシノニム Balanus amphitrite
英名等 striped barnacle
自然分布 汎世界的に移入され,自然分布は不明.
形態 殻長1cm程度のフジツボ.表面は平滑,白地に暗紫色の縦縞模様がある.幅部広く茶絣模様.
生息環境 内湾の岩礁・港湾など
温度選好性:水温16-27℃で産卵.
繁殖生態 繁殖期:秋に繁殖をはじめる.
生態的特性 乾燥や幅広い塩分に耐性.満潮時に蔓脚を出して摂餌.
食性:プランクトン.
侵入情報
国内移入分布 東京湾,三重県沿岸,大阪湾,九州西岸 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 フィリピンと推測されている
侵入経路 バラスト水への混入や船体への付着と考えられる.
侵入年代 1937年にはすでに各地で記録されている.
影響 在来の固着生物・水産生物との競合.船舶・工場などの取水施設に付着して汚損被害を起こしている.
影響を受ける在来生物:養殖カキ・アコヤガイなど
法的扱い タテジマフジツボ種群(タテジマフジツボ,ヨーロッパフジツボ,アメリカフジツボ)は,条例公表種(愛知県 自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例,愛知県における野外放逐の禁止)(平成24年3月29日~)
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 汎世界的.
備考
要注意外来生物(外来生物法).
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