| 基本情報 | 
| 和名 | 
    アユ | 
    
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| 分類群 | 
    硬骨魚綱 サケ目 アユ科  (Plecoglossidae, Osmeriformes, Actinopterygii) | 
| 学名 | 
    Plecoglossus altivelis altivelis | 
| 英名等 | 
    Ayu sweetfish | 
| 自然分布 | 
    朝鮮半島~大陸中国沿岸部~ベトナム北部,台湾,日本(北海道西部,本州,四国,九州) | 
| 形態 | 
    全長10~30cm.背側は青みがかったオリーブ色で腹側は銀白色である.特にナワバリを持つ個体では,胸鰭基部の後方に長円形の黄斑が現れ,背鰭は長く黒色を帯び,更にあぶら鰭の先端は鮮やかなオレンジ色.産卵期は雌雄とも体色が黒ずみ,雄では追星の出現が著しく,体の表面がざらざらになる. | 
| 生息環境 | 
    川の中流域,湖,海. | 
| 繁殖生態 | 
    繁殖期:8月下旬~9月(北方),10月下旬~12月(南方) 産仔数:10,000~20,000(体長12cm).約30,000(体長12cm,琵琶湖),3,000~10,000(コアユ,琵琶湖). | 
| 生態的特性 | 
    両側回遊型と陸封型(琵琶湖,池田湖等)がある.遡上時には群をなしているが,河川に定住するようになると,ナワバリ行動を示すようになる.ナワバリは,餌場となる石を中心に1m2前後の広さ.密度が3尾/m2以上になると群で生活する. 食性:付着藻類,動物プランクトン,水生昆虫 |