基本情報 |
和名 |
オオガタスジシマドジョウ, スジシマドジョウ大型種 |
(写真なし)
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分類群 |
硬骨魚綱 コイ目 ドジョウ科 (Cobitidae, Cypriniformes, Actinopterygii) |
学名 |
Cobitis sp. “L” |
主なシノニム |
Cobitis striata, Cobitis sp. 1 |
英名等 |
Suji-shima-dojou large type |
自然分布 |
琵琶湖 |
形態 |
雄全長8cm,雌全長10cm.雌雄ともにスジシマドジョウのグループでは最大.体は細長い.胸鰭から腹鰭までの筋節数は14~15.尾鰭基部の2個の斑紋は表層,深層ともよく発達し,上下2個が連続する.尾鰭の後縁は横帯で広く縁取られる.体側縦条は太く完全.深層に色素帯がある.体背側部,背中線にも太い縦条を持つ個体が多い.斑紋の色調は漆黒.4倍体で,染色体数は2n=98. |
生息環境 |
主に琵琶湖内にすむ.北湖西岸の,岸寄りの礫底と沖合の泥底との間の,水深1~3mの砂底に多い. |
繁殖生態 |
繁殖期:5~6月 卵が成熟するのは1産卵期に1度.産卵に先立ち,親魚は琵琶湖に流入する用水路や細流に遡上し,周年水のある水域の泥底に卵をばらまく. |
生態的特性 |
干上がるおそれのないところで産卵するので,親魚の死亡率は低く数年にわたって産卵する個体がいると推測されている. 食性:雑食性 |