基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | タウナギ | (写真なし) |
分類群 | 硬骨魚綱 タウナギ目 タウナギ科 (Synbranchidae, Synbranchiformes, Actinopterygii) | |
学名 | Monopterus albus | |
英名等 | Swamp eel | |
自然分布 | 大陸中国南東部,朝鮮半島,台湾,インド,マレー半島,東インド諸島,琉球列島(?) | |
形態 | 最大級では80cm前後.体は円筒形で長い.頭部は丈夫で尾の先端はとがる.鱗はなく,体表には粘液に覆われている.体色は黄褐色で暗褐色の不規則な斑紋があり,腹部は橙色になるが変異に富む.胸鰭と腹鰭はなく,背鰭,尻鰭,尾鰭はつながってわずかに隆起するのみ.眼は小さく薄い膜に覆われ,外鼻孔は吻端と眼のそばに分かれている.鰓穴は腹部下面に左右が「∧」形に合わさっており,鰓蓋はない. | |
生息環境 | 浅い池沼の泥底,田圃の溝,護岸の裏側及び,有機物に富んだ停滞水域の泥中. | |
繁殖生態 | 繁殖期:6~7月 産仔数:100~数100 | |
生態的特性 | 口腔の粘膜部で空気呼吸をする.雌から雄への性転換を行う. 食性:動物質食.小魚,エビ類.小型魚はイトミミズやアカムシ |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 東京,茨城,神奈川,静岡,愛知,三重,和歌山,京都,奈良,大阪,徳島,香川,愛媛,鹿児島の各都府県 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 朝鮮半島から | |
侵入経路 | 朝鮮半島から観賞用に持ち帰ったものが,逃げ出したと推測されている. | |
侵入年代 | 1900年頃 | |
影響 | あぜに穴を掘り,水田の水が抜けるなど | |
法的扱い | 特になし. | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | フロリダ,ハワイ |
備考 |
畦に穴を開け,水を流す害魚として知られている.
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