侵入情報 |
国内移入分布 |
利根川・江戸川水系,霞ヶ浦・北浦に定着.また,野外で繁殖していないが,本州・四国・九州の各地の河川・湖沼・濠・ゴルフ場の池などへ放流されている |

※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
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移入元 |
中国 |
侵入経路 |
除草のため,食料増産のため,および釣り対象として繰り返し導入. |
侵入年代 |
1878~1955.利根川と霞ヶ浦には1943,1945年に放流され,1948年定着.また,全国で繰り返し導入されている |
影響 |
水草を大量に食べる.長野県の木崎湖では水生植物群落の壊滅も確認されている.水草帯はコイ・フナなどの産卵基質でもあるため,それらの魚種の繁殖にも影響が及ぶ可能性がある.長命なので影響が長期間に渡って持続する. 影響を受ける在来生物:水草,在来コイ・フナなど |
法的扱い |
滋賀・佐賀県では移植禁止.東京都・群馬・千葉・埼玉・茨城・栃木で採捕可能な大きさ・期間に制限あり(各都県漁業調整規則または内水面漁業調整規則) |
防除方法 |
利根川水系以外では自然繁殖がないので,漁獲による駆除や放流の中止 |
問題点等 |
情報整理中 |
海外移入分布 |
東南アジア(ミャンマー,ベトナム,インドネシア等),南アジア(インド,ブータン等),中央アジア(カザフスタン等),西アジア(アフガニスタン,イラク,ヨルダン,トルコ等),ヨーロッパ各地(フィンランド,ドイツ,チェコ,イタリア,ベラルーシ,ロシア等),アフリカ各地(コートジボアール,エジプト,モロッコ,エチオピア等),米国,メキシコ,中米(コスタリカ,パナマ,プエルトリコ等),アルゼンチン,ニュージーランド等等 |