(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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アオダイショウ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 アオダイショウ

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アオダイショウ
分類群 爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 ナミヘビ科
(Colubridae, Ophidia (Serpentia), Squamata, Reptilia)
学名 Elaphe climacphora
英名等 Japanese ratsnake
自然分布 日本固有種.北海道,本州,四国,九州とその周辺島嶼.国後,奥尻,佐渡,伊豆諸島(大島,新島,式根島,神津島),隠岐,対馬,壱岐,五島,平戸,大隈諸島(ほぼ全島),口之島など.
形態 全長110cm-192cmの無毒蛇.成体は青みがかった褐色-草色で胴に不明瞭な縦条模様を持つことがある,目の後ろに黒いラインを持つ.幼体は淡色の地に褐色のまだら模様.虹彩はオリーブがかった褐色のことが多く,瞳孔は丸い.腹版数221-245(雌)/221-240(雄),尾下板数88-114対(雌)/96-119対(雄).腹の側方に強いキールがある.
生息環境 森林,畑,人家周辺など様々な環境に棲息.
繁殖生態 繁殖期:5-6月
5-6月に交尾し,7-8月に4-17個産卵.
生態的特性 比較的樹上傾向が強く,樹洞に潜むこともある.また,家屋に侵入することもある.
侵入情報
国内移入分布 八丈島(伊豆諸島)に移入されている.文献上の記録では島の北東部に分布. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 日本国内と考えられるが詳細は不明.
侵入経路 不明だが,植木等の物資に混入して非意図的に運ばれた可能性がある.また,農業害獣であるネズミ駆除を目的に意図的に移入された可能性も指摘されている.
侵入年代 初記録は1984年7月.
影響 在来鳥類を捕食する可能性が高い.本種は様々な鳥類の卵および雛を捕食した記録がある.
影響を受ける在来生物:在来の鳥類
法的扱い 特になし.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 なし.
備考
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