(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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ヒバカリ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ヒバカリ

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ヒバカリ
分類群 爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 ナミヘビ科
(Colubridae, Ophidia (Serpentia), Squamata, Reptilia)
学名 Amphiesma vibakari
主なシノニム
英名等 Japanese keelback
自然分布 本州,四国,九州,佐渡島,隠岐,壱岐,五島列島,下甑島,舳倉島に分布.
形態 体長40~60cm,頭胴長30~45cm,体重10~25g.背面は褐色で,口角から首にかけて襟のように白い部分がある.腹板は淡いクリーム色で,その両側に黒褐色の点が並ぶ.胴中央の体鱗列数19,染色体数2n=36.
生息環境 森林から草地,水田や畑まで幅広い環境に生息するが,水田で見かけることが多い.
温度選好性:不明であるが,大陸の別亜種はサハリン北端近くまで分布しており,本亜種も北海道で生息できる可能性がある.
繁殖生態 繁殖期:5月から6月に交尾し,7月から8月に産卵する.
交尾を終えた雌は地上の物陰に産卵する.産仔数:1回に4~10個の卵を産む.
生態的特性 早朝や夕方によく活動する.水辺でよく見かけ,水中に潜ってオタマジャクシや小魚を捕食することもある.
食性:肉食性.カエル,オタマジャクシ,小型魚類,ミミズ,トカゲ
侵入情報
国内移入分布 伊豆諸島(三宅島,御蔵島)に移入. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明.
侵入経路 不明.
侵入年代 不明.
影響 不明.
影響を受ける在来生物:
法的扱い 特になし
防除方法 陸上に広く分散し,効率的な捕獲方法が見あたらない.活動時間に探して捕獲するか,ヘビの越えられないフェンス(ドリフトフェンス)を巡らして捕獲する方法などが想定される.
問題点等 情報整理中
海外移入分布 なし
備考
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