侵入情報 |
国内移入分布 |
琉球列島.大隅諸島(屋久島,種子島),奄美諸島(喜界島,奄美大島,徳之島),沖縄諸島(伊平屋島,沖縄島,久米島),大東諸島(北大東島,南大東島),先島諸島(石垣島,西表島,波照間島,与那国島). |

※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
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移入元 |
鹿児島県側(奄美諸島以北)には日本列島から,沖縄県側(沖縄諸島以南)には台湾から,直接または間接的に持ち込まれた. |
侵入経路 |
食用,養殖用として持ち込まれたものが逸走したとみられる. |
侵入年代 |
1950年代~1980年代 |
影響 |
捕食圧,生息場所を巡る競争.
影響を受ける生物:淡水魚類(捕食・競合),無脊椎動物(捕食). |
法的扱い |
規制は特になし.環境省版レッドデ-タブックにはDD(情報不足)として記載されている. |
防除方法 |
水域に広く分散して生息するため,効率よく駆除することは困難.魚のアラ等をエサとしたトラップを多数設置することである程度の捕獲が可能とみられる.食用に捕獲する際には,トラップの他,大きな錨針を用いて日光浴中の個体を引っ掛け,釣り上げる方法も用いられる. |
問題点等 |
本種は水産資源としての価値が高く,食用や養殖用に生きたままの輸送が頻繁になされている. |
海外移入分布 |
タイ,マレーシア,ハワイ,グアム,ティモールなど |