侵入情報 |
国内移入分布 |
京都,大阪,滋賀,伊平屋島に本亜種が移入分布.千葉県(印旛沼流域),トカラ列島(悪石島),大東諸島(北大東島),慶良間諸島(座間味島,渡名喜島),に同種が移入分布(亜種不明もしくは別亜種ヤエヤマイシガメと混在). |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
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移入元 |
台湾 |
侵入経路 |
ペットや展示用として持ち込まれたものが逸走したり遺棄されたりしたとみられる. |
侵入年代 |
近畿地方,悪石島のものは昭和初期以前.1990年頃から分布拡大.琉球列島の他の島嶼では,1980年代以降と考えられている. |
影響 |
交雑,競合,捕食が想定される. 影響を受ける在来生物:ニホンイシガメなど在来イシガメ科.イシガメ科は種間・属間交雑を起こしやすく,在来カメ類との交雑が最も懸念される.ミナミイシガメとクサガメの間では交雑が生じることが確認されている. |
法的扱い |
種ミナミイシガメは,CITES付属書IIに掲載.原産地では環境破壊や採集などが原因で個体数が激減しており,CITESの付属書に掲載された. |
防除方法 |
水域に広く分散して生息するため,効率よく駆除することは困難.魚のアラ等をエサとしたトラップを多数設置することである程度の捕獲が可能とみられる. |
問題点等 |
情報整理中 |
海外移入分布 |
なし. |