(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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インドクジャク

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 インドクジャク

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インドクジャク
分類群 鳥綱 キジ目 キジ科
(Phasianidae, Galliformes, Aves)
学名 Pavo cristatus
英名等 Common peafowl, Peafowl, Indian peafowl, Blue peafowl
自然分布 パキスタン,インド,スリランカ,ネパール,バングラディシュ
形態 全長90~130cm.雄の上尾筒は2~2.5m.頭は金属光沢のある青色で,扇状の羽冠がある.目の上下には白い帯が入る.粽,上胸は青色,背は金属光沢のある緑色,下胸,腹,腰は黒緑色.雄の金属光沢のある緑色の上尾筒には,周りが赤銅色で中が青色の目玉模様がある.
生息環境 低山帯の樹林,草原,農耕地
繁殖生態 繁殖期:原産地では繁殖期は1~10月
産仔数:1回に3~8卵
生態的特性 一夫多妻で,小さな群をつくる.夜は樹上で休む.国内では留鳥.
食性:植物の芽,種子,果実,昆虫,マイマイ,トカゲ,小型のヘビ,小型哺乳類
侵入情報
国内移入分布 鹿児島県硫黄島(大隈諸島),先島諸島(宮古島,伊良部島,石垣島,小浜島,黒島,新城島,西表島,与那国島)で生息が確認されている.宮古島,伊良部島,石垣島,小浜島,黒島,新城島,与那国島では定着しており,個体数が増加している.福島,埼玉,滋賀,三重,愛媛の各県,香川県小豆島にも移入. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明.
侵入経路 愛玩用・観賞用に輸入された物が逸出
侵入年代 1969年以前
影響 小浜島,新城島のトカゲ類,蝶類の個体数が激減はクジャクによる捕食の可能性が高い.また,新城島の小鳥類の減少は,クジャクとの餌資源を巡る競合による可能性が指摘されている.農作物の被害
影響を受ける在来生物:トカゲ類(キシノウエトカゲ等),蝶類(アサギマダラ,オオゴマダラ等)
法的扱い 外来生物法で要注意外来生物に指定された.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南アフリカ,オーストラリア,ニュージーランド,バハマ,ハワイ,ニューカレドニア,メラネシア,アンダマン,セントヘレナ等
備考
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