(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 鳥類 >
  4. インドハッカ

インドハッカ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 インドハッカ, カバイロハッカ

クリックすると拡大画像が表示されます

インドハッカ
分類群 鳥綱 スズメ目 ムクドリ科
(Sturnidae, Passeriformes, Aves)
学名 Acridotheres tristis
英名等 Common myna, Common mynah, Indian myna, House myna, Locust starling
自然分布 インド,中国南部,タイ,インドネシア,マレーシア
形態 全長25cm.頭頸部,上胸が黒色,背,下胸,脇,腹は暗褐色.目先,目の下,目の後ろは黄色の皮膚が裸出.風切羽は黒褐色で,基部は白い.嘴,脚は黄色.
生息環境 農耕地,住宅地.
繁殖生態 繁殖期:原産地では繁殖期は3~8月
産仔数:1回に4~5卵
生態的特性 地上で採食する.原産地では樹洞,岩の隙間の中で営巣する.つがい,単独で行動することが多い.国内では留鳥.
食性:原産地では昆虫,種子,果実,花蜜,カエル,トカゲ,鳥の卵,齧歯類
侵入情報
国内移入分布 埼玉,千葉,神奈川で繁殖した記録がある.久米島,石垣島,与那国島でも分布記録あり.1990年代に入って繁殖は確認されていない.熊本県天草市で目撃例がある(2019年6月). 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明.
侵入経路 愛玩用・観賞用に輸入された飼い鳥が逃げ出した,あるいは飼い主によって放たれ,野生化したと考えられる.
侵入年代 1961~1981年の間に首都圏の野外で観察された.
影響 海外では在来鳥類の卵の破壊,在来鳥類と営巣場所を巡る競合,農業被害の報告がある.
影響を受ける在来生物:在来鳥類
法的扱い 特になし.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 ボルネオ,スマトラ,イスラエル,レバノン,トルコ,イラク,UAE,南アフリカ,ボツワナ,ジンバブエ,オーストラリア,ニュージーランド,パプアニューギニア,米国(フロリダ),バハマ,キューバ,ジャマイカ,プエルトリコ,ハワイ,ミッドウェー,ソロモン,ニューカレドニア,バヌアツ,仏領ポリネシア,マダガスカル,レユニオン,モーリシャス,コモロ等
備考
世界の侵略的外来種ワースト100
基本・侵入情報 参考資料リスト