| 基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
| 基本情報 | ||
| 和名 | トウブハイイロリス | (写真なし) |
| 分類群 | 哺乳綱 齧歯目(ネズミ目) リス科 (Sciuridae, Rodentia, Mammalia) | |
| 学名 | Sciurus carolinensis | |
| 英名等 | Grey squirrel, Eastern grey squirrel | |
| 自然分布 | 北アメリカ(カナダ南部からフロリダにかけてのアメリカ東部) | |
| 形態 | 体長43~50cm,尾長21~24cm,灰褐色で大型のリス. | |
| 生息環境 | 温帯地域の森林,公園等. 温度選好性:温帯域.北米東部は日本の気候帯と類似するため,定着は十分可能と思われる. |
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| 繁殖生態 | 12月中旬~1月上旬に初めて繁殖するが,5~10%の高齢メスが6月に再繁殖する場合がある.妊娠期間は42~45日で,通常3頭の仔リスを出産する.仔リスは10~12週間巣内で過ごし,その後巣外の探索を開始する. | |
| 生態的特性 | 種子を土中に貯蔵する.樹皮を剥ぐ癖がある.樹上に丸い巣を作る. 食性:ブナ科など樹木の果実,草本の種子,昆虫等 | |
| 侵入情報 | ||
| 国内移入分布 | 国内未定着 |
![]() ※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
| 移入元 | 国内未定着 | |
| 侵入経路 | 放棄ペット,または逸脱個体 | |
| 侵入年代 | ||
| 影響 | 競合,駆逐,鳥の卵などの捕食,リスポックスウイルスの媒介,樹皮の剥ぎ取り等による樹木への被害,生態系改変等. 影響を受ける在来生物:エゾリス,ニホンリス,他の在来リス科小動物,鳥類,森林植生 | |
| 法的扱い | 外来生物法で特定外来生物に1次指定された. | |
| 防除方法 | 捕獲 | |
| 問題点等 | 情報整理中 | |
| 海外移入分布 | イギリス,イタリア,オーストラリア,南アフリカ,北米西部 | |
| 備考 |
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世界の侵略的外来種ワースト100 指定種
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった. 調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx |
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