基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | ケラマジカ | (写真なし) |
分類群 | 哺乳綱 偶蹄目(ウシ目) シカ科 (Cervidae, Artiodactyla, Mammalia) | |
学名 | Cervus nippon keramae | |
英名等 | Ryukyu Sika Deer | |
自然分布 | 無し?(本亜種そのものが人為導入由来と考えられている) | |
形態 | 小型のシカ.6歳前後以上の雄の標準体重30kg前後.本土のニホンジカよりも体色が黒っぽく夏季にも鹿の子模様が見られないといった違いがある. | |
生息環境 | 深夜から昼間にかけてはほとんど森林で過ごし,夕方から夜にかけて摂餌のために草地である湿地帯を利用する. | |
繁殖生態 | 繁殖期:11月 | |
生態的特性 | 群で行動 食性:多様な植物食 |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 慶良間諸島(屋嘉比島,阿嘉島,慶留間島,外地島) |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 人為由来とすると九州. | |
侵入経路 | 食用?(琉球王朝が中国の冊封使を歓待するための食材の一つだったとする説がある) | |
侵入年代 | 17世紀前半と考えられている. | |
影響 | 不明 影響を受ける在来生物: | |
法的扱い | 天然記念物 | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 特になし |
備考 |
本亜種は,人為的に移入された個体群に由来し,島嶼への適応で小型化したと考えられている.古文書の研究から,移入時期は17世紀前半と推定されている.ミトコンドリアDNAの塩基配列を比較した研究によれば,九州付近のニホンジカ個体群との遺伝的差異はごく小さい.
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