生態毒性予測システム「KATE(ケイト)」スタンドアロン版の ダウンロード開始について (お知らせ)

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生態毒性予測システム「KATE(ケイト)」スタンドアロン版のダウンロード開始について(お知らせ)

平成21年3月26日(木)
独立行政法人国立環境研究所
環境リスク研究センター長  白石  寛明
電話:029-850-2653

3月9日(月)に報道発表いたしました生態毒性予測システム「KATE(ケイト)」のスタンドアロン版「Kate on PAS」は、3月16日(月)よりダウンロードを開始しましたのでお知らせ致します。

KATEは生態毒性QSAR(定量的構造活性相関)モデルの1つです。化学物質の構造式等を入力することにより、魚類急性毒性試験の半数致死濃度及びミジンコ遊泳阻害試験の半数影響濃度を予測することができます。

1.スタンドアロン版KATE「KATE on PAS」について

KATE on PASは、KATEのスタンドアロン版として化学物質の部分構造の取得について独自のプログラム構築の実績がある大分大学と共同研究を行い、開発されました。これにより、インターネットへの接続が不要となり、これまでユーザより要望のあった化学構造式等についての機密性の保持をより確実なものとして、生態毒性を予測することが可能となります。

国立環境研究所環境リスク研究センターの「生態毒性予測システム」のページ(下記2.のアドレス)からソフトウェアをダウンロードし、OSがWindows XP又はVistaのPCにインストールすることで使用可能となります。

2.「KATE on PAS」ダウンロード先

○ 提供開始時期:平成21年3月16日(月)
○ ウェブサイトアドレス: http://kate.nies.go.jp/

3.その他

KATEについては、3月9日(月)付け報道発表資料もご参照下さい。
○報道発表資料(平成21年3月9日付)
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2009/20090309.html