平成14年5月8日(水)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官 :高木 宏明 (0298-50-2310)
環境情報センター長:松井 佳巳 (0298-50-2340)
担 当:企画・広報室 滝村 朗 (0298-50-2453)
:研究情報室 竹内 久智 (0298-50-2343)
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要 旨
国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるための研究情報誌「環境儀」第4号を刊行した。
第4号では、熱帯林をテーマに、「持続可能な森林管理をめざした研究」を取り上げ、森林伐採と生物多様性との関係など熱帯林の破壊をくい止めるための研究面からの取組を紹介している。
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1 第4号の内容
第4号では、持続可能な森林管理をめざしてこれまで進めてきた熱帯林に関する研究を取り上げた。
内容としては、
- 研究担当者へのインタビュー
(奥田敏統 生物圏環境研究領域 熱帯生態系保全研究室長)
- 森林伐採と多様性に関する研究の概要と成果
- 熱帯林の研究をめぐる国内外の動向
- 「熱帯林−持続可能な森林管理をめざして」の研究のあゆみ
のほか、熱帯林減少の状況や熱帯林の機能に関する解説コラムで構成されている。
なお、わかりやすい出版物とするため、これまでと同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼した。
2 閲覧・入手についての問い合わせ先
- (参考)「環境儀」について
- 国立環境研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるため、平成13年7月に創刊した研究情報誌。
地球儀が地球上の我々の位置を知るための道具であるように、「環境儀」の命名には、われわれを取り巻く多様な環境問題の中で、われわれは今どこに位置するのか、どこに向かおうとしているのか、それを明確に指し示すしるべとしたいという意図が込められている。
環境儀では、これまで以下のテーマをとりあげている。
創刊号:「環境中の『ホルモン様化学物質』の生殖・発生影響」
第2号:「アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」
第3号:「干潟・浅海域 生物による水質浄化に関する研究」
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